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株の具体的な買い方

いつも投稿をご覧いただきましてありがとうございます。
早いもので「金融商品の購入を考える」マガジンも11本目となりました。

まだ、株式投資ですか・・・・というお話ですが、これを基本とし投資信託でも、他の金融商品も研究していただくのが良いかと思います。

株の購入は2通り

株を購入する場合には二通りあります。今日はそれについてご紹介したいと思います。
その二通りとは、窓口インターネットです。主な窓口とネット証券の一覧を過去の投稿でご紹介しています。

どちらを選ぶかということを考える際に、そもそも論としてどの市場のどのような金融商品を購入するかのよって選ぶ証券会社を選択するのが大切だと思います。

ここでは窓口がある証券会社でもネット証券でも購入できる銘柄という前提でお伝えしたいと思います。

窓口注文

窓口については実際の証券会社の事業所で購入するか電話注文も含まれます。
窓口で口座開設を依頼すると、そのまま手続きができる場合もありまし、担当者によってはインターネットでの口座開設を勧められる場合もあります。
最近は首都圏だと緊急事態宣言中でもありインターネットの方を勧められる場合の方が多いかもしれません。

ただ、ネット証券ではなく窓口購入もできる証券会社を選ぶのであれば、
担当者を付けないとわざわざ窓口のある証券会社で口座開設をするメリットは享受しにくいと思います。

一般論ですが窓口のある証券会社はネット証券に比べて売買時の手数料が高めのような気がします。担当者をつけるメリット/デメリットは以下の通りです。

メリット
・株について分からない事があった場合、回答してくれる。
・対面で金融商品について相談ができる。
・担当者(窓口)経由でないと買えない銘柄がある場合がある。
・新規上場株(IPO)の割り当てが確保しやすい場合がある。
・IPOの取り扱う銘柄がネット証券より多い
・自分が選定した株について、意見を貰える。
・証券会社独自分析によるおススメの銘柄を教えて貰える場合がある。
・ネットが使えない場合でも電話一本で注文ができる。

デメリット
・売買手数料が高い。
・長期保有を予定していても売買を促す担当者からの連絡が多い。
・銘柄保有手数料が高額な商品を勧められる場合がある。
・ネット証券でしか買えない銘柄がある。
・電話での売買ややり取り等で時間を割かれる

※手数料についてはその証券会社の窓口でもネットでも購入できる場合は、銘柄名だけ聞いて、ネットで購入するという方法もあります。

ネット証券で購入

ネット証券で購入する場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
・そのネット証券でないと買えない銘柄がある場合がある。
・売買手数料が安い。
・インターネット環境があれば、スマホ・携帯があれば場所・時を選ばす
 売買の注文が出せる。
・銘柄の売り込み等の煩わしさがない。
・長期保有等をしたい場合、売買を促されることがない。
・オンラインセミナーや動画セミナーが充実している場合がある

デメリット
・対面では相談ができない。
・困ったことがあっても
・新規上場株(IPO)の割り当てが確保しにくい(完全抽選含む)

実際の金融商品の方法

以下の流れで金融商品を購入することになります。電話でもネットでも設定する情報は決まっているので、今回はネット証券の代表格「マネックス証券」の入力画面を基に説明したいと思います。
 ※細かい設定自体は、各証券会社で異なりますのでご承知おきください。
1.窓口のある証券会社でもネット証券でも口座開設が完了の連絡が来ます。
2.(一部のIPOを除く)開設された口座に購入予定同等のお金振り込みます。(一部の会社は振込手数料は証券会社負担となります)
ここからは証券会社の売買画面を見ながら説明します。
(今回はマネックス証券の画面で説明します。
3.証券会社の銘柄検索画面でその銘柄名や銘柄番号を入力し選択します


4.その銘柄名が出たら「現物買い」を選択します。
5.銘柄が出たら画面に沿って入力していきます。

6.株数は自分の欲しい株数を入力します。この場合、単位は最低購入できる単位です。主な銘柄は「1」、「100」、「1,000」が多いと思います。
例えば、今設定している銘柄フィスコですと1株204円ですから、100株買うと20400円となります。
振り込んだ口座に手数料を考慮すると21,000円ぐらい残高があれば購入できます。

7.価格については成行(なりゆき)と指値(さしね)があります。

成行:価格がいくらであろうととにかう購入する
 指値:自分が決めた価格でそこと市場の価格が合致した場合のみ購入
  ただし制限価格といって指値で入力できる金額が決まっています。

8.執行条件
執行条件については「寄付」「引け」「指成」「IOC」等があるようです。

「寄付」:寄付とは当日最初の売買のことを言います。ちなみに午後の
  最初の寄付を「後場寄り」と言うそうです。
「引け」:前場、後場の最後の売買を「引け」と言い、後場の引けを
  特に「大引け(おおびけ)」と言うそうです。
「指成」:指成とは当日の最初の売買からその日一日は指値での
  取引となり一部でも約定しなかった場合(つまり買えなかった場合)、
  大引け時に成行での取引に切り替わります。  
「IOC」:成行もしくは指値で指定した価格かそれよりも有利な値段で
  即座に一部あるいは全部を約定させ、約定しなかった注文数量は
  キャンセルされる注文方法です。

9.有効期間:この指値の注文がいつまで有効か設定できます。
  マネックスの場合は当日中、当日前場、当日後場、今週中、今月中
 最長1か月後2月19日まで設定できます。

10.口座区分:特定を選択すると売却した時点で利益が出ていたら源泉徴収
利益から20%の源泉徴収(税金)がとられて口座に戻ります。
 一般の場合は、利益がそのまま口座に入りますのでご自分で確定申告が必要です。

注文の応用


ネット証券会社ごとに仕様(機能)が違うかもしれませんが、マネックス証券であれば「条件付き取引」逆指値注文やツイン指値注文というのができます。

逆指値注文とは?

逆指値注文とは通常の「株価が高くなったら『売る』、安くなったら『買う』」の反対で「株価が高くなったら『買う』、安くなったら『売る』」
ということです。
例えば、株価が上がったことによって、ゴールデンクロスに入ったら上昇トレンドに入ったと判断して買い、逆に安くなったらデッドクロスに入ったと判断して損切りの為に売るということです。
以前の投稿でもゴールデンクロスとデッドクロスをご紹介しました。

ツイン注文とは?

ツイン注文とは「株価が上がれば利益確定、下がれば損切り」を自動的に行える機能です。つまり株価が上がった時の「売り」と株価が下がった時の「売り」を同時に行うことができます

電話での証券会社への売買の発注の仕方

電話や窓口で注文する時も「銘柄名」、「成行」と「指値」のどちらかを伝えて、指値の場合は自分の指定する金額とその指値の有効期間を伝えれば注文できます。「引け」、「指成」、「IOC」、逆指値注文」、「ツイン指値」は窓口でやったことありませんが、もしかしたらインターネット取引でしか注文ができないかもしれません。

どうでしょうか?意外と簡単だったのではないかと思います。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今週も皆様にとって良い一日でありますように。

未来志プロデューサー きむきむ
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