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新規事業を通じて感じたメガベンチャーの強み

今回は、サイバーエージェントさんの新規事業であるkoely(コエリー)を立ち上げたエンジニアさんと話したり、自分が調査したりして、感じたことを書いていきたいと思う。

koely(コエリー)とは?

サイバーエージェントの子会社であるCAmotionが提供する声のマッチングアプリです。

koelyの代表の村岡紗綾さんは、ミス東大サイバーエージェント内定者兼子会社社長という変わった経歴を持ち、戦略的に活動している印象です。

詳しくは、下記の2記事がおすすめです。

メガベンチャーの強みとは?

「技術、経験、資金」を全社内で高いレベルで共有できることだと考えます。

そのため、とにかく新規事業において、本当にサービスの肝の部分に集中できる環境が整っていると思いました。

koelyのようなサービスを立ち上げたいとなった時に、知見の無い技術を導入しようと、他部署(サイバーエージェントならゲーム事業など)で運用している技術を参考にして導入できること。

中小ベンチャーなら資金的な問題などで、短期的にまずはサービスが動けば良いという発想になり、長期的な運用を想定しきれないと考えます。

例えば、初期段階から脆弱性を意識して開発する、負荷分散などの対応をSREなどの専門的なポジションの人のアドバイスをもらいながら行う。

koelyのエンジニアの話を聞いて、サービスが落ちた時の対応をあらかじめ想定して、具体的な手順も練っておいているとおっしゃっていたので、新規事業でここまでできるのは、さすがだなという印象です。

またサイバーエージェントさんは、タップル誕生などの他のマッチングプラットフォームを運営しています。

その過去から現在においてのマッチングアプリの知見が貯まっています。

koelyは、通話型のマッチングアプリです。その中で、通話内容を文字起こしして、不適切なワードを検知するシステムを導入しています。

その際も過去のサービス運営の知見を活かして、ここの対策に重点を置く的なことができます。

また技術的にも、他のサービスのプライベートリポジトリをみることできたり、他のサービス開発者のアドバイスを近い距離で受けることができます。

サイバーエージェントさんの特徴のひとつは、必要なときにすぐに適切なフィードバックを受けられる環境が整っていることだと思います。

小規模ベンチャーの生存戦略

メガベンチャーは、今までの社内で積み重ねたものから、どう新しいものを生み出すかみたいな感覚なのではないのかなと私は考えています。

またメガベンチャーの新規事業でも、海外では展開されていたけど、国内ではまだみたいなことで、社内で前例がないことや、大きく市場を取れなさそうなことに関しては、やらないと思います。

例えば、アイカサみたいな傘のシェアリングサービスやヤンキーインターンのような非大卒人材の就活支援サービスなど。


それを踏まえて、仮にほぼ自力で新規事業やるときは、資金が潤沢にある企業が過去に何をやっていて、どんな強みがあって、今後の動向はどうなのかなども意識する。

技術面やスピードでは勝てないので、別な土俵を探して、そこに力を入れる。

さいごに

メガベンチャーで新規事業を立ち上げたエンジニアさんの話を聞いたり、自分なりに調べて、この記事を書かせていただきました。

自分としては、エンジニアという職種にとらわれずに様々な分野を学んで、ビジネス的なアプローチを通じて、社会にインパクトを与えたいと考えています。

個人的には、新規事業をやりたいと検討している方や実際に行なっている方のお話を聞きたいです。

興味ある方は、ぜひ連絡くださると幸いです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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