誰でもできる映像制作?/#1 撮影機材・マニュアルサポート
はじめに
ケニー・ケンヤ・ヤストミです。
A detour is a show to cut と言う活動をしています。
活動の規模は小さいですが、Xにも書いているように
半人前の映像制作による 世の中の『効率』から遠のいた世界。
『もしも皆が自分の子供なら?』をコンセプトに少し優しい場所をつくる。
こんな活動をしています。
これまで自分が受けてきたパワハラや
私が他人や後輩にしてきてしまったパワハラ
無自覚なセクハラ
を反省し、アップデートしながら
少しでも環境を変えていければと思っています。
映像業界の
『見て盗め』
『説明させるな』
『察しろ』
こういった風習からは出来るだけ遠い場所を作る。
また技術継承に伴うセクハラや性加害が起きないよう
自分の知っているノウハウを限りなく
ここや、サロンなどで置いていく場を作ることで
どんな人でもハードルを下げて制作に取り組める
そんな環境を作りたいと思っています。
加えて、自分には離婚歴があり
元奥さんや子供達には多大な迷惑を掛け
現在も掛け続けています。
少なくとも子供には多少なり誇れる自分でありたいのです。
そんな思いから僕はシングルマザーの方で
映像に興味を持たれている方が居たら
出来る限りの協力をしていきたいと思っています。
お子さんが居たら、失敗もしづらいし
ダメージは生活に直接的に帰ってきます。
機材も高くって買いづらい。
本当は映像やってみたいけれど諦めている。
そんな人の受け皿になれたら
少しは自分の子供に胸も張れるんじゃないか?
それが今の原動力です。
撮影機材・マニュアル作成サポート
現在、私の数少ない活動には
・撮影機材サポート
・マニュアル作成サポート
などがあります。
私の後輩は複数名いますが
『編集は得意だけれど撮影は…』
『撮影したいけれど機材がない…』
『機材は持ってるけれど不安…』
こんな後輩は沢山居ます。
大体の後輩は
『一人で何とかしよう!』
と頑張ります。
その責任感はと~~~っても素敵です!
だけれど僕も同じような失敗を何度もしました。
自分で抱え込んで、溜め込んで、潰れてしまいました。
「助けてください!」と言えることは
自立であり、自律でもあるんだな、、と多くの失敗で感じました。
ただ、助けてくださいって言えないんですよ。。。
言えたら苦労しない。
言っていい相手も分からない。。。
これはそんな抱え込みを出来るだけ先に無くそう
と言う試みです。
・撮影依頼内容を一緒にかみ砕きます。
・機材や撮影フォーマットを大まかに算出し
・推奨設定などのファイルを渡してあげます。
・実機も使い方をお教えします。
・機材とラミネートファイル一式をお渡しします。
・僕が暇なら当日、メールなどでサポートします。
Youtubeなどの簡易な撮影のみになりますが
こんな事をやっています。
メールのサポートは人によっては嫌な人もいると思います。
過去にあまりにも緊張した後輩は機材の充電を忘れてしまったりしました。
その時のトラブルシューティングはメールでしていました。
また別日の収録では僕が連絡できませんでしたが
マイクのプラグの刺し違いをしてしまい
途中までカメラマイクでの収録になったりしていました。
とは言え、メールサポートが重要と言いたいのではなく
ダメージが少なくしたり、一緒に間違いに向き合ったら
それだけで一人ではないし、同じ間違いをしないために役立つと思うんです。
一番大切にしている事
個人的に映像のワークショップなど色々ありますが
講師の(と言う呼び方や認識が好きではないのですが)
説明が多く、生徒は聞いていて実践する時間は少ないです。
また機材の扱いや設定などの
・正解が粗方定まっている内容
表現などの
・抽象的だけど講師の世界観に引っ張っていく内容
のワークショップは多々見受けますが
撮影に応じた被写体とのコミュニケーションや表現する言葉
安心させる振る舞いなどを伝えてあげる場所はとても少ないです。
僕が映像業界で一番大切だと感じたのは
演者をカメラの前で安心してお芝居や表現させてあげる事。
撮影の上手さや表現のクオリティは大切だけれど
まず安心してカメラ前に立たせてあげて初めて
その先の事が言えるのかなと思っています。
今は誰もがカメラの前に立ちます。
マイクを付けたり
企画主旨を説明したり
撮影順序や構成を説明する
そんな時
どれだけ安心して貰えるように説明ができるのか?
僕はまずはそこが要だと思っています。
撮影に慣れている人
撮影が初めての人
色んな人がいる中で出来るだけ安心してカメラ前に立ってもらうのは
容易なことではないです。
撮影は撮るだけではなくてコミュニケーションがとても重要です。
そのコミュニケーションについて僕は出来るだけ
実機の使い方を教えるときに伝えています。
最後に
A detour is a show to cut はこんな事をしています。
その他にも色々やっていますが
もしもご興味持っていただけたら、ご連絡いただけたらと思います。
ケニー・ケンヤ・ヤストミ