エッセンシャルワーカーの課題を考える部 活動報告(第2回)
皆さん、こんにちは! ifLinkオープンコミュニティ会員の濱@ISEです。
今回は、エッセンシャルワーカーの課題を考える部の本活動第2回として、フリーディスカッションを実施したのでその内容を(僕のMTGメモベースで)まとめてみたいと思います。
今回のフリーディスカッションは、前回と同じテーマ、異なるメンバーでのフリーディスカッションとなりました。
参考:第1回の記事はこちら
テーマ
健康で楽しい生活を営むうえで、「今日できることを明日もできるように」をキーワードに「あったらいいな/できたらいいな」を考える。
課題を抽出するためのフリーディスカッションとして、在宅・在所介護の経験や、高齢者・被介護者のサポート経験などを参加メンバーにお話しいただきました。
経験談①
前回参加できず、今回参加となったメンバーにお話しいただきました。
ご意見①
この話を受けて、参加メンバーから意見・感想を述べてもらいました。
以下、抜粋です。
こうだとよかったのでは・・・という意見として、
膝が悪くなったときに、小食でも痩せない、運動できなくなった
動ける間に習慣づけて、適正体重をキープできればよかった
地元大阪を離れることへの抵抗、近所づきあいもなくなった
新しいコミュニティになかなか入っていけない(言葉・方言、地名など雑談の中でも入りづらさ)、打ち解けにくい
1人暮らしは心配だけど、同居がほんとによかったのか
地元の知っている共有の話題もない、大阪の施設を選んだほうがよかったのではないか
前回も「孤独」がキーワードになってましたね。
孤独を苦にしないならいいが、その人の尊厳というか、社会とのつながりをどう残していくか、は課題。
運動できないと、外に出たくても出られなくなってしまい、選択肢が狭くなってしまう。
ほかにも
年齢を問わず地方から都会へ出てきたときとか、新しいコミュニティになかなか入っていきづらい
ひとりだと、近所に知り合いがいても、なかなか気づけない、気づいてもすぐに助けられない
15年前だと、今みたいなスマホ(Web)でのつながりがなかった。
老化予防も今ほど意識されていなかったのではないか。
15年前だと、スマホが一般に普及し始めるかどうかくらいのタイミング。
今みたいなスマホでのチャットやWeb会議ツールみたいに簡単に映像付きで会話できたりしたわけではなく、電話とメールがメインだったはず。
チャットはあるけどもPCメインで、高齢者にはハードル高かったんじゃないかな。
逆に、今よりもご近所コミュニティが有効に働いていたんじゃないだろうか。
経験談②
前回もお話しいただいた鉄道系メンバーから、社会問題として考えてみたお話をしていただきました。
ご意見①
この話を受けて、参加メンバーから意見・感想を述べてもらいました。
以下、抜粋です。
積極的に外に出させる仕組みが求められる
前回MTGでは、街中のデジタルサイネージ案とかあった
パーティシート的なものがあるバスの中での交流でもいいのではないか
経験談③
専門学校系の新規メンバーから、体験談と学校での取り組みをご紹介いただきました。
ご意見③
この話を受けて、参加メンバーから意見・感想を述べてもらいました。
以下、抜粋です。
ヤングケアラー、知識がない、行政もわかりやすくサポートしてくれない
行政からのプッシュではなく、介護者からのプルが必要
学生アイデアの紹介
「介護デジタルハッカソン in 横浜」での学生アイデア集。
Rackle:インフォメーションマップアプリ
バリアフリーの駅構内案内アプリ(横浜駅オンリー)
駅構内のエレベータ、乗換、スロープの緩急、段差、ホームに行けるエレベータ認知症予防のガーデニングアプリ
コミュニケーションぬいぐるみ
学生、薬剤師は薬の飲み忘れに注目する
管理を感じさせないコーディネートアプリ
おしゃれして、外に出たくなる高齢者転倒防止アプリ
薬の副作用で転倒しやすくなるものがある介護職員のデータ入力を簡単にするアプリ
災害時情報共有システムNISS/DISS
避難所の混雑状況(災害情報ポータル使いにくい)
安全な避難経路
被介護者ひとりに複数の(色々な)担当者、すべての関係各所から個別に連絡が来るのを共有できるようにする困っているときに、困っていることを発信するボタン →非常用ヘルプボタン
押すと、BluetoothでSOS発信、誰かがスマホで受信する
SOSの内容は個々に違うのを、事前に助けてほしい内容を登録しておく
学生はいろいろとアイデアは出すし、面白い発想もするが、一番の課題、アイデアをビジネス・サービス化できない。残せるものを作っていきたいとのことでした。
全然まとまっていないけどまとめ
今回も参加メンバーそれぞれがいろいろと思うところがあったかなと思います。
前回は認知症の話でしたが、今回は足(膝)を悪くした場合の話で、やはり外に出なくなってしまうのは課題のようです。
障がい者向けのアイテムだから仕方ないではなく、身に付けるにしても機能を損なわない中でのデザイン性があるといいのかなとか。
アイデアソンやハッカソンに参加するにしても、アイデア・発想だけで終わらずに、形にして世に出してこそ意味がある。役に立つんじゃないかな。
もちろん、慈善事業ではないので、ビジネス・サービスとして提供する側にも利益は必要です。
部の目標として、最終的にマネタイズできるようなシナリオを作って届けることをゴールにしたいと思います。
また、活動内容は部長会を通してコミュティにも情報共有して、アイデアを形にしていきたいですね。
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