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【語りたい方集まれ!】座談会レポート【語ってきた】

皆さん、こんにちは! ifLinkオープンコミュニティ会員の濱@ISEです。

今回は、エッセンシャルワーカーの課題を考える部のメンバーとして参加した座談会のレポートです。

参加経緯

参加者からの許可をいただいたので、名字だけお名前出させていただきます。

ifLinkオープンコミュニティのSlackに起案の渡邊さん、進行の林田さんの連名で、

【語りたい方集まれ!】7/29(月)17:30~18:30 ZOOM座談会を企画·開催します。人集まるか把握したく参加してみたい方は以下のイイねにチェックお願いします。
テーマは「事業ビジネス企画担当者がiLOCでやってみたいこと、出来そうなこと」についてディスカッションします。
企画担当者、高齢者の暮らしと介護に明るい方とのディスカッションを渡邊さんが希望してます!
今年度から参加で昨年度のiLOC活動の様子を知りたい方の参加も歓迎です。

という投稿がされました。

この座談会について、僕のところに林田さんからDMで「エッセンシャルワーカー部」として誰か出ませんか、というお誘いが来たのです。

いったん部活の部長に相談して、ということで部長に相談してみたところ、当初は「それよりもやってほしいことあるし」と難色を示されました。

ところが、直前の7/26(金)夕方に、急に連絡が入り、「ifLinkの活動どーなってんの」「とっとと動かないと間に合わん」「はよ動け」(すべて意訳)との指示があって、伝手を得るために急遽参加することになりました。(僕が)

参加者一覧

MCの林田さんから、ざっくりと参加者のご紹介と、各自から簡単に一言。

・渡邊さん
事業企画のひと
なにかいっしょにやろう:座談会

7月ミートアップで初参加・初心者
林田さんからお誘いいただいた

事業開発・DX推進室で高齢者向け事業担当(はじまったばかり)
九州(鹿児島)出身で上高地にいってみたい

・北村さん
共創促進係でオオギリ推進をご一緒
津山(林田さんは千葉)

B'z 稲葉さんがお盆に帰省

自治体システム:住民票、とか計算
下請けから脱却したい:地元企業・役所に名前を売っていきたい
中小の製造業が「ちょっとこんなこと」と思った時にifLinkで何とかできれば(まだまだ)

子どもたちが帰ってきたときにゴルフ

Slackで「いいね」押した → 「いいね」押したら参加するんだった!(おどろきのIF-THEN)
高齢者介護:妻がヘルパー、ケアマネ、田舎だと厳しい

・濱(僕)
イベントに行くといる(たしかによく会う)

エッセンシャルワーカー部代表として参加
部活に上からのプレッシャーがかかったのでちょっとドキドキ

・金子さん
自治体関係でヘルスケア(心強い!)
主に内閣府がやっている産学官(PFS事業)でヘルスケアをやっていた
「起案」に反応してきた

ドリームインキュベーター社(コンサル・事業プロデュース):内閣府と一緒に産学やってるらしい
現場レベルの人はよくわからないが、一度標準化されれば一気に広がるのではないか。

・林田さん
クラウド型コントローラ(工場の装置を動かすコントローラー)@5月リリースの拡販、マーケティング
自宅からメンテナンスできる

これに関連した新規事業をミッション:アントレプレナー
 展示会・イベントでピッチ登壇
 iLOC活動で千葉市役所でオオギリ
千葉の学校でオオギリするために、教職員向けの提案資料作成しないとね

ちょっと雑談で、弊社が新規事業として知財(特許技術)を活用したソリューションサービスを考えているとの話に、金子さんからIPAS(https://www.inpit.go.jp/katsuyo/ipas/index.html)の紹介がありました。

自分がやるかどうかは置いておいて、こういったものを知ることも大切だと思った(小並感)
紹介感謝です。m(__)m

座談会テーマ

本題。
何をテーマにおしゃべりするのか、Zoomのチャットを使ってテーマのリクエストを受け付け。

僕は「部活から自治体に介護・フレイル予防で提案したい」と投げました。

他に「バーニングニーズ見つけ方、指標」@渡邊さん、「介護のIT化の要望は多いが、お金がない」@北村さん、といったテーマリクエストがありました。

なお、このときの僕は、部活のために早く提案先見つけないと、とだけ考えていたので今回の座談会を半ば乗っ取るくらいの勢いで部活の話を出してます。

トーーーーーク

早速、僕から部活でどんなことをやっているのか、と合わせてこの座談会に求めているところをお話。

僕たちエッセンシャルワーカー部では、今年度の活動で事業化・マネタイズを考えていく。

介護者、被介護者はもとよりサービス事業者に訴求しないと事業化できない。
在宅介護の人達には個別にIoTサービス導入はハードルたかい。
サービス事業者へ頼むが、ifLink使うには既存事業者のサービスに載せないと難しいのではないか。
施設を経営してる人にアプローチいるのでは。
ヘルパーさんにいいといってもらっても施設側がうんといわないと導入の芽がない。

ということで、事業者、自治体に向けて提案を考えています。

どこにどうやって話を持っていくか。が一番難しいけど、今それを求められていて困っている。

僕の愚痴のようなもの

これに対して、参加者からいろいろとコメント・意見をいただきました。

事業者:お金ない、補助金を使う
 どこを見るか⇒最初に自治体がどういった補助金を出しているのか⇒ニーズ(バーニングニーズ)

北村さん、渡邊さん

ここでちょっと、「バーニングニーズとはなんぞや?」となったのでみんなで共有

バーニングニーズ(英語:Burning Needs)とは、文字どおり、「髪の毛に火が付いていて、すぐに消すことが求められる」ような切迫したニーズのことです。 基本的に、顧客は、「極めて速やかな対処が求められる課題」を解決できる製品のみを購入すると考えられています。

バーニングニーズとは?見つけ方も紹介 - 東大IPC

補助金を使う:国から取ろうとすると省庁がどんな感じで予算をとっていくのか、自治体がどうやってお金を取りに行くのか(自治体担当者に提案)
 予算要求締め切り8月末
 役所がやる気あると取りに行きやすい(横浜市・ハッカソン)

金子さん

事例紹介:在宅での床ずれ
 老老介護となるとなかなか動かせない
 ベッドに定期的に体を動かせるような仕組みを入れる研究(安価なもので)@岡山の大学
 高いと導入にハードル(広まらない)。

北村さん

うーん、これは気になる!
在宅介護で個人で導入する何か、となるとやはり高額だったり工事が必要だったりは難しいので、安価で簡単に導入できるものが望まれるはず。
それこそ、ifLinkの仕組みを活用して今あるものを置き換えるのが唯一の道かなとも思うところ。

インターネットがつかえなくなったら、高い物が動かせなくなるとロス大きい。
ifLinkはエッジ動作で、切り替えたり、入れ替えたり(要介護は進行する)、活用するのが価値。
3カ月で状況変わって、入れ替えないといけないとかって状況が発生する。
サービスって縦割り。会社間わたらない。束ねることが出来ると価値がでてくると思う

会社間とか施設間を組み合わせてやるのがケアマネ。
地方が難しいといってたのが、施設が少ないのと、エリアが広くて近くに施設がない。

北村さん

新規事業企画の最近のトレーニングを受けた身から一言。
バーニングニーズを探す際に、イノベータ理論を意識してヒアリングしたVoCを扱いましょう。
マジョリティ層は聞くとイイネ、こうした方がいいんじゃないと言ってくるが今はまだお金を出してまで使ってはくれない人たち。
最初の段階で見つけるべきはイノベータであり新しいことに取り組む人で、そういう人は今あるサービスや技術で自分なりに工夫して同様なことをしてるケースあり。

林田さん

新規事業、新しいサービスを考えるときによくいわれること
厚労省老健局に情報は集まって、分析しているはず
行政も縦割り
 介護ロボとかPHRだけでなく、省エネ・見守りトータルで考えるとifLinkにも勝算ある?

金子さん

もちろん、これ以外にもいろいろと意見が出たり、あーだこーだと議論をしていたのですが、しゃべるのに夢中でほとんどメモがない始末。。。

直接的な自治体とのコネは得られませんでしたが、いろいろと相談したり、知らなかったこと、意識していなかったことに気づくことができたりと収穫の多いセッションでした。

まとめ

僕たちの部活喫緊の課題(提案先見つけろ)を中心に、「バーニングニーズ見つけ方、指標」、「介護のIT化の要望は多いが、お金がない」のことも交えた議論ができました。

参加者それどれのバックグラウンドや知見の違いによって、様々な視点からの議論ができたのでとても良かったと思います。

惜しむらくは、伝手のある自治体を紹介してもらうところまで行けなかったことか。。。

しかし、座談会でお話ししてみて、部活でやっていること・考えていることが間違ってはいないとも感じました。

あとは、どうやってアイデアを形にするか、ですね。

「Youは何しにiLOCへ」というと大げさかもしれないですけど、会員それぞれにやりたいこと、思っていることがあると思います。

こういった同じようなテーマを目的とした会員が集まって意見交換する機会が増えるといいね。


ifLinkオープンコミュニティについて

一般社団法人ifLinkオープンコミュニティは、さまざまな企業・団体に所属する人々が、その垣根を超えてオープンに交流しながら「誰もがカンタンにIoTを使える世界」の実現をめざすコミュニティです。
2020年3月2日に複数企業により設立され、現在100社以上の企業や学校が参加し、IoT機器のifLink規格への対応やIoTソリューションの試作、アイデア発想、マーケティングなどを行っています。
※ifLinkは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です。

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