フリースクールIFラボ(イフラボ)

三鷹・吉祥寺・仙川エリアにあるフリースクールです。学校にフィットしない小学生たちの学び…

フリースクールIFラボ(イフラボ)

三鷹・吉祥寺・仙川エリアにあるフリースクールです。学校にフィットしない小学生たちの学び場で、毎週どこかにおでかけ。博物館や美術館、工場見学にハイキングと体験学習に力を入れるほか、学期ごとにテーマ学習を行っています。各分野で活躍する外部講師もお呼びしてワークショップも。笑顔が一番!

最近の記事

やる気が出なくて不登校になるわけがない。と思いませんか?

増え続ける不登校 文科省が実施する毎年の調査が公表されました。不登校の小中学生34万人。346,482人です。中学生は1000人に67.1人不登校とのことなので、単純計算で40人クラスで2.68人が学校に行ってないことになる。1クラスに複数人、不登校になる子がいる訳です。ちなみに、小学生は1000人に21.4人。40人のクラスが2クラスある学年だと1.72人。2クラスある学年に、1人以上の不登校の子がいることになりますね。イフラボのある三鷹市にある中学で、保健室登校からあ

    • 自分で紡いだ言葉が心を耕す

      イフラボで嬉しいなぁって思う時。 「作文嫌いで苦手です。やりたくない」って言ってた子が、半年ほど毎週一回の作文の時間を過ごして、書くことが好きになったから月曜日来るの楽しくなったと言ってくれた時。 イフラボでは月曜日の午前中は、みんな作家になる。 作文のテーマはさまざまで、短歌や詩を作ることもあれば、絵日記や嘘日記、未来への手紙、親への文句、自分が親になったつもりで自分に書く手紙、SFショートショート、サイコロ作文、一文合作、お絵かき作文、擬人化、ラブレター、昔話改変、

      • 学校いかなくても大丈夫!問題は行かないことじゃない!

        「マイナビ子育て」に、棚園正一さん著『マンガで読む学校に行きたくない君へ』の連載が始まったそうです。息子と私の奮闘記が掲載されています! 最近、息子がが思春期になって あぁ、なんてかわいらしい小学校時代だったんだろうと、思い返しています。フリースクールで毎週金曜日に親子でお散歩行けたの、どんだけ贅沢なことだったんだろう~。そして、思春期は考えられないほど面倒くさいものなのかを思い知っているこの頃笑 学校に行けないのはその子の問題じゃない。教育と社会の問題 学校になじめ

        • 不登校ビジネス所感

          「不登校ビジネス」がトレンド入りしているようですね。不登校ビジネスの代表格「スダチ」は、親子関係を整えるという理屈で親にしか面談しないそう。 子どもの気持ちを置き去りにして親の意見だけで不登校支援なんてできるんだろうか。 マンガ・小説・テレビ・スマホ・パソコン全禁止。スマホだけなのかと思ったら家での楽しみを全禁止ですって。家の居心地を悪くして、学校に向かわせるやり方らしい。50万も払わせてそのノウハウを教えるそう。潰瘍性大腸炎を【大義名分に】3ヶ月も学校を休んだ子が、再登

        やる気が出なくて不登校になるわけがない。と思いませんか?

          寄り添う〜決定権はどこにある?

          昨日の続き、寄り添いのお話。 いろんなケースをみているけれど、「決定権」が曖昧になっていたり、子どもになっていたりすることが多いように思います。 決定権とは何か。最近、我が家でとても良い例があったのでご紹介しますね。 先日、下の子がチキンラーメン作ろうとして、ヤカンを触って火傷したんです。 皮膚科受診したら、針で水を抜きましょうってなったのね。そうしたら、簀巻きになって注射受けるレベルの注射嫌いのわが子が、 「絶対嫌だ!やらない!」って泣き叫んだんですよ。 そうした

          寄り添う〜決定権はどこにある?

          寄り添うって本当は大変なんです

          フリースクールイフラボです。主に小学生のための学習と人とのつながりの場所を提供しています。 たまたま、私のFacebookで流れてきた動画。まずは観てほしい。 https://fb.watch/o9O7G_sqDt/ 割と頻繁にお目にかかるケースです。ここまで大変なケースはなかなかないけど、ないわけじゃない。 これ本当に難しい課題なんですよね。特に不登校になったり、子どもに発達特性があったりすると、みんな子どもの思いに寄り添ってあげて、本人の思いを尊重してって言います

          寄り添うって本当は大変なんです

          おせっかいBBA「シール大作戦」

          うちの子たち、めちゃくちゃ手がかかったんですよね(現在進行形なんだが)。インドカレー屋さんの前で、大癇癪を起こす娘と、一瞬のすきを見て自由に走っていく息子。それを見て「ママたいへんだね…」と、私に飴をくれたインド人のお兄さん……2人分、手をつなげるはずなのに、私の手には2人ともいなかった。そんなことが日常茶飯事で、毎日のおでかけが気合を入れまくりで撃沈して疲れ果てていたわけです。 困り果ててるとき、周りの先輩お母さんや、おばあちゃまたち、インド人やタイ人のお兄さんたちなどな

          おせっかいBBA「シール大作戦」

          不登校が私にくれた景色

            息子が「学校に行きたくない」と、言い出したのは、小学校1年生の5月でした。   「行きたくない」……その日から、私の目の前には真っ暗な世界が広がりました。   「どうして?」 「まだ1ヶ月しか経ってないじゃない」 「このまま、ずっと学校に行けないまま大人になったらどうしよう」 「私の育て方が悪かったのか」 「自立できなかったらどうしよう」 「なんで他の子のように楽しく学校に行けないんだろう」   ママ友に相談しても、同じ境遇ではないから、気持ちは共有できても何をしていいか

          息子が「上半身制服」「下半身ジーンズ」で中学校に行った

          息子の部屋がカオスなんです。洗濯物たまってないのかと聞いたら「ないよっ」ってウザそうにいうのでほったらかしてたら、制服の下が枯渇したみたいで。 昨日ただいまって帰ってきたら、上は制服シャツで、下がジーンズのハーフパンツだったわけです笑。しかも明るい色のジーンズ。それしかなかったのか……? でも、制服ないからこれでいいやって、気楽にジーンズでいけるの素敵だなと思いました。息子がこんなふうにサクッと制服以外を着ていけるのって、彼が「こうしなきゃいけない。これだけしか許されない

          息子が「上半身制服」「下半身ジーンズ」で中学校に行った