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『バトゥーキ』の話

現在ヤンジャンアプリで連載中のバトゥーキがおすすめです。





大人気ギャンブル漫画『嘘喰い』の迫稔夫先生が描く格闘技大河作品。



あらすじ

中学生の三条一里は閉塞感を感じる毎日の中、異質な格闘技カポエイラと出逢い、その舞のような身体表現に「自由」を見いだす。しかし、それは同時に過酷な「戦いの物語」の始まりだった。







『嘘喰い』でも描かれていた暴(バトル)描写を濃厚抽出して煎じて煮詰めた、「格闘技の本質」を感じさせます。



バトゥーキで描かれる「格闘技の本質」それは「自己表現と他者理解」です。



作中でも言及されているように、カポエイラの源流は南米奴隷の「自由と解放」でした。

自己表現という自由と解放を描くのにこんなに適したものはない。

バトゥーキではそして他者理解を「異種格闘技戦」を用いて描いています。

自分の全く知らない格闘技を知り、そして攻略していく。

未知のモノへの挑戦はフィジカル以上にメンタルの戦いにもなります。

さらにその駆け引きの奥行きを広げるのは主人公が使う「カポエイラ」。

これにより対戦相手もまた「心理戦」を強要される。

つまりは嘘喰いで描かれたギャンブルにおける心理描写の手腕が遺憾なく発揮されるのです。



「最高の材料」を「その道のプロ」が調理した「誰も見たこと無い創作料理」。



今ならアプリで2巻まで読み放題! さらに3巻までは初回無料!





気になった方は3巻まで是非読んで欲しいです。



ほんと、3巻からバトルが本格的に始まるから(遅い。そこは否めないです)。







めっちゃ嘘喰いとバトゥーキに影響受けた話が2つくらい載ってます。
よかったらこっちも買ってください。



以上です。

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