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わらべ(子ども)は忙しくてわらべうたで遊べない

0123歳児対象の「わらべうた」で遊ぶ集まり。
おこがましいですが今回は講師で会場に向かいます。
ねんねの子どもにどんなわらべうたを届けようか。
集まったのは主催してくれた愛育委員さんと保健婦さん。
かろうじて振替休日で休みになった小1男子とその祖母祖父がトリオが来てくれた。

子育て中の親子は忙しくて、「わらべうた」には来れない。

大人のわらべうたも、そりゃ楽しいのです。
(🎶この子どこの子カッチン子 この子どこの子○○さん♪)で始まり、
普段は呼ばれることが少なくなった名前「○子さん」と呼ばれて返事する。
(🎶菜摘そうろう つみそろ ○○の花が咲きました♪)と花の名で一回り🌸
れんげ・タンポポ・ツバキ・ほとけのざ、と色んな花の名が出てきます。

子どもを膝の上でポンポンしてどぼーん、と落とすわらべうた(🎶かごかご16文♪)は
子どもがいないので大人の膝体操。

二人組になってのくすぐり遊び(🎶ソウメン ニュウメン ヒヤソウメン♪)では本気でくすぐり大笑い。

(🎶ねんねこしゃっしゃりませ♪)の中国地方の子守唄を1番だけ披露の予定が、
次から次へと昔歌ったフレーズが出てくるので
(🎶おどまぼんぎりぼんぎり♪)と五木の子守唄や
(🎶ねんねんころりよおころりよー♪)とか
子守唄のオンパレードになる。
ついでに(🎶15でねえやは嫁に行き♪)は何だっけ?とか・・「童謡赤とんぼでした」

みんな聞いたことのあるうたなので、大人の「わらべうた」も面白い。
大人が童心にかえって笑い合える、歌って遊べるのは楽しい。

けれど、ちょこっと考えてしまう。
この企画は、家での乳幼児子育てを応援しようとしたもの。
だけど、子どもと子育て中のお母さんはやってこない、来られない。

忙しい。

自身の子育ての時もだけど、今のお母さんはそれに輪をかけて、忙しい。
平成初期の子育て時期は、携帯ナシ、ネットナシ、電話はコードがくっついていた。
育児休業は申請しても通らなくて退職になり、子育てに専念する事になった。
仕事復帰の準備は要らないし、
ネットで情報を集める努力もしなくてよかった。
携帯やLINEもないので世間から切り離されたようで孤独であったが
突然の電話やSNSの人付き合いで煩わされる事もなかった。
今はできること、することが多くなって、お母さんは忙しい。

「わらべうた」など、遊ぶ事は遊んでみなけりゃ楽しさは伝わらない。
YouTubeやTVで手に入るのは情報だけになる。
楽しさは遊んだ人だけが感じる特権。

いつもは託児や子育て支援で頑張っている愛育委員さんたちが、楽しそうに遊んでる。

この楽しさを子どもと子育て中のお母さんに届けたいのに、その方々は中々に忙しい。

何とかならぬものかしら、と思いながら会が終わる。

また次を期待して。

🎶さよならあんころ餅 またきなこ♪

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