拝見 昭和初期のお雛様
お世話になっているお寺さんで、お雛様を見せてくださるといういので伺ってきました。
まぁ、りっぱな七段飾り。
天上からはつまみ細工が飾られ、三人官女に五人囃子、右大臣左大臣に仕丁たちと総ぞろい。
まさに童謡「うれしいひなまつり」の通りです。
今は関東風にほとんどは、向かって左側にお内裏様(男雛)、右側にお雛様(女雛)ですが、京びなですので昔の習いにそって向かって右側にお内裏様、向かって左にお雛様です。
古来日本では左側が上座だったものが、西洋文化の右が上座に習って変わったそうです。
お雛様は頭が重たくなりそうなくらいの華やかな頭飾りで、
三人官女は簡素な官女の衣装。
時代によって変わるのですね。
お隣は妹さんのお雛様。
昭和の初期に、姉妹それぞれにお雛が贈られたそうです。
女雛と男雛はちゃんと御殿におられます。
昔は男雛女雛は御殿のなかに飾られていたそうです。
市松人形も女の子だけでなく男の子のものもありました。
端っこに見える羽子板もいなせな歌舞伎の若衆風。
このお雛を贈られた姉妹は90歳を超えてまだご健在とうかがっています。
お雛は「邪気を払い、女児の健康と幸せを祈る」役目を果たしたのかしら?
外国人と地域の人がともに学ぶ「やさしい日本語」の集まりでやってきた女子高生は、「ひな祭りが厄除け、厄払い」の意味があったとこを17年間生きてきて初めて知ったと言ってました。
高校生、大人たちがひな祭りの説明にうろたえる中、ついてきていた5才児が上手に「うれしいひなまつり」を歌い、流しびなのことを教えてくれました。
大切なことは幼稚園で教わった、という本がありましたね。
幼稚園児に負けないように早速図書館に予約して読んでみます。
お雛祭り。
もうすぐ4月。
雛の出番ももう少し。
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