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お江戸のお正月🎍深川江戸資料館

今年の大河ドラマは「べらぼう」お江戸のお話です。
お江戸下町の風情を見に、深川江戸資料館に行きました。

田舎者から見ると、どこもかしこもお高い東京の施設ですが、ここは入場料も良心的(400円)。公的施設のよいところ。

等身大の江戸の町が広がります。
まずは、屋根の上の猫がニャーゴとお出迎え。
(のはずでしたが正月で人が多く、鳴くのをとめていたようです)

大店の風景

屋台の風景

船着き場ですもの御船宿

お江戸に出てきた何も持たない若者は、アサリの「むきみ」などをして生計をたてる。床は板張り、お金ができてくると畳になる。

この日はお正月だったので、展示もお雑煮です。

色々詳しいことは隣の展示室にありますし、ボランティアの方々がまぁ丁寧に教えてくれます。

1月3日のイベントは獅子舞。
江戸の獅子舞は獅子の中に一人入って、各家を回る。

獅子に噛み噛みしてもらうとよいことが訪れる。

裕福なお宅では獅子舞を座敷に招いて舞ってもらっていたという。

その舞も見せていただきましたがそこは撮影禁止。
見事な舞であったとだけ記しましょう。
一人で獅子頭をかぶり、獅子のようにじゃれたり寝転がったり、可愛い姿。
人がネコ科の獅子のふりをするのです。相当体力と柔軟性が求められて、中に入るのは若い衆でないと務まらないとか。

大河ドラマに出てくるお稲荷さんもきちんとありました。

ピントを合わすのもはばかられる「はばかり」ご不浄・トイレです。
戸には上下にすきまがあって、外の灯りが入るようになっている。
トイレに照明などありませんから夜中は月明りで用を足す。

江戸の時代は循環社会。
人肥も肥料になったそう。
大河を意識してかボランティアのおじさんが教えてくれた。
「吉原の肥は長屋の倍の値がついていた」

獅子舞見て、嚙み噛みしてもらって、
江戸の正月を堪能させていただきました。
※ 折々の企画展もあるそうなので、また行ってみたいです。

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