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カタツムリはいつのまにか育った🐌  子育ての大事なときはいつのまにか過ぎる

春にうまれたカタツムリの赤ちゃん(ウスカワマイマイ)もそろそろ大人になります。
ころんころんとしたフォルムになってきて
殻の巻数もおとなのものになり
殻のふちに反り返りではないそうですが、黄色いふちが見えます。

あんなに小さかったカタツムリ

卵から孵ったばかりのカタツムリ

くしゃみでもしようものなら飛んでしまう軽さ、小ささ。
息をとめてお世話をしていたので世話をしている間は、
「かわいい」
というより
「やっとおわった」
とお世話がおわるとホッとして喉が渇いてました。

「noteに投稿して記録を残そう」
と思っていたからかろうじて記録があります。

産卵、誕生記録

ほんの数か月前のことなのに、
記録に無い部分は記憶があいまいなんですよね。

振りかえってみると、私の子育ても「記録に無い部分は記憶があいまい

出産直後からの24時間体制での授乳、お世話。
「大変だったと」か、「しんどかった」とかいう以前に
もうひたすら一生懸命で記憶に残っていないのですよね。

夫が撮ってくれた写真をみて
「このころ可愛かったね」と言えますが
可愛かった記憶すらない。

乳を飲ませて、
ウンチを変えて、
抱っこして、
ケガしないように、
病気になっていないか
ちゃんと大きく育っていってるか・・・

もうそれだけで手一杯。
育っていく一番大事な過程を見逃した?
一番大事な時に大事なように育ててやれた?

上の子の時は「育児日記をつけよう」と意気込んでいたけれど
見直してみると
「〇〇食べた」「〇〇くらいウンチが出た」
とか、まるで観察記録になっている。
本当に大きくすることだけで手いっぱいだったことがわかります。
(とても子どもには見せられない・・)

記憶に残るのはとんでもない事件か、繰り返しあったこと。
「119のダイヤルを回して消防署から折り返し電話がかかってきたよね」
「ミルクを飲むたびにゲポゲポ吐いていたから心配してお医者に行くと(飲みすぎです。飲むのが下手なんですね)と言われたよね」
「母乳が出なくなってきたら(出ない母乳よりおせんべいがいい)といきなりせんべいにパクついて卒乳したよね」

もっと日常に楽しいこと、喜んだこと、びっくりしたことがあったはずなのに、記憶が飛んでいるものが多い。

子育てに夫やその他いろいろな人が関わっていてくれると、
私が覚えていないことを覚えていてくれて、教えてくれる。
一緒に子育てに奮闘していた友人も、そろそろ子どもが独立するころ。
自分の覚えていなかった子育てのあれこれを、教えてくれます。

本当に大事な最初のころって、とにかく育て上げるだけで一生懸命。
大事に、ちゃんと育ててあげれたかは自信がない。
それでも育ってくれて、
独立してくれて、
ありがとう。
子どもにかける言葉はこれしかない。

あっという間に育っておとなになっていったウスカワマイマイ。
かたつむり、かたつむり、
歩みが遅いというなら
もっとゆっくり育っておくれ。
ゆっくり子育て楽しませておくれ。

ゆっくり育つセトウチマイマイ。


セトウチマイマイはゆっくり育つ

昨日と同じ一日のようで、記録に残す頻度が減ってしまうけど
1日経つと、1日分育っています。

大事な時を記憶に残していけれるような
丁寧な暮らしがしたいものです。









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