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第18回日本神経PT学会で発表してみた感想

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久しぶりの投稿のいえやすです!

週3回は投稿する予定でしたが,12月に入ってから博士課程の受験等々重なり,投稿が困難でした...またそれらも記事として投稿したいと思います.

報告遅くなりましたが,11/28・29に「第18回日本神経理学療法学会」でオンラインで発表しました.

初のオンライン発表の感想は
・移動がないため,効率よく,聞きたい演題を聴講できる
・発表者への質問は,LINEのように書き込めるため,質問しやすい
・発表者の顔をみることがないため,人と繋がる機会が少ないこと

でした.

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講演間の時間は,自分でケーキを用意して,デザートセミナーにしてみたり(笑)
まったりと自宅で楽しめたことは良かったです.

知識を得たいだけの場合は十分でしたけど,
・新しく誰かとつながりを作りたい
・あの先生に自分のこと覚えてもらおう
・人の発表を聞くことで自分のモチベーションがあがる

等々,自分の感情に働きかける部分がオンライン学会では足りないなと感じました.

結局どちらが良いかと考えると,移動費・宿泊費を出してでも,私は直接発表したいし,聞きたいと思いました.これは人によっての好みかもしれません.

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療法士と対象者の意思決定のすすめかたによっては,対象者の心理面・身体面に影響を及ぼすという内容を発表しました.

パターナリズム,インフォームドコンセント,シェアードディシジョンメイキング等,意思決定の種類は様々あるかと思います.深く理由を考えずに,パターナリズムやインフォームドコンセントで臨床をすすめている療法士が多いと感じています.

対象者のニーズを,表面上の言葉やその深層部分ともに十分に聞き出し,それらを反映していく臨床とは何か?と考えた際に,このテーマでまとめてみたところでした.

今回感じたことは,このシェアードディジョンメイキング(SDM,共有意思決定)は他発表者を検索して,私以外にもう1名しかおりませんでした...マイナーなテーマだったのかもしれません.

しかし,複数の方から多くの質問も頂けたので,やってみて良かったのかなと思いました.

オンラインでも非常に充実した内容を構成して頂いた,オンライン学会の運営者の皆様には大変感謝します.ここまで準備されたことは本当に大変だろうなと,学会ページをみながら感じました.

最後に,SDMに関するお勧めの本を紹介して終わりとしたいと思います.


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