「俺をどんな人間だと思ってるの？」ダニ時間の彼は僕に問う

話を始める前に、僕の性別について。
僕は「女性」だ。
一人称が「僕」と「私」の時があり
混乱させて申し訳ない。

彼の住んでいるエリアで
事件があった。

「これ怖いな」
僕はニュースのリンクを添えて
メッセージを送った。

すぐに彼から着信があった。

僕たちは2時間話した。
僕はビールを
彼はスパークリングワインを
飲みながら話した。

移民政策
小野寺政調会長
家族
フェミニスト
ヘッドホン
ニーチェ
ラフマニノフ
M-1グランプリ
お金のこと…

僕は言った。
君と話すの楽しい。でも毎日は疲れそう

彼は僕に問うた。
俺をどんな人間だと思ってるの？

うーん。難しい。
キャラクターが強い人だと思ってる。
資本主義者だと思っている。
一緒にいて癒されないと思っている。
とても魅力的な人だと思ってる。
僕を拡張する人だと思ってる。

踏みたいし、いじめたい。
泣かせたいし、いかせたい。

なんて…言えやしない僕は
M-1グランプリの予習するから、
そろそろ切るね。

そう言って電話を切った。

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ダニ時間の彼について…