ミュージシャンになってしまった
第一回の記事でみなさんの記事で皆さんの体調を案じておきながら僕の体調が終わりかけています。老若男女の皆さんご機嫌いかがでしょうか。iesokです。
今日のお話しは
iesok、ミュージシャンになる
です。
まず宣伝させてください
第一回ではあまり言及しませんでしたが、僕は[穴熊]というバンドでギターを弾くバンドマンなのです。2月に僕が加入し、3月まではライブ中心に活動していたのですが、今回初のシングルとなる『変な話/四畳半』をリリースしました。各種サブスクで配信されていますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
それを踏まえて、きっかけ
いつも通りである調に戻して、続きを。僕らがこの曲を5月11日にリリースした後、僕は今までライブなどに遊びにきてくれていた友人たちに、「曲ができたので聴いてみてほしい」と話していた。とても良いとみんな褒めてくれて、中にはすでに何回も聞いていると言ってくれた子もいた。みんなありがとう。
その中のひとりが急にある動画を送ってきた。なんだか一瞥しただけでは映像が暗く、趣旨を掴めめず、何だろうと不思議に思いながら動画を開いた。するといきなり、穴熊の曲が爆音で流れてきて、かなりびっくりしながら映像の方に注意を移すと、夜の街をドライブしながら、オーディオから僕らの曲を流しており、車の液晶画面にはシングルのジャケットが表示されていた。動画は「いつも聞いてるよ!ドライブに最高」というコメントで終わった(とてもうれしい)。
この動画、熱を持って応援してくれていることが第一に嬉しかった。だが、その車の液晶に表示されたジャケットを見た瞬間に、「ああ僕らの曲が世に出ていったんだ」と強烈に感じた。曲がリリースされてから今日(5月14日)まで3日間、自分でも何度も何度も携帯などで聞き返していたが、強烈にこの世に出たという感覚を抱いたのは、この瞬間が初めてだった。とても不思議な気分だ。
車と音楽
この不思議な気分の根っこを辿ると、幼少体験にその理由がある気がしてきた。僕がまだ幼稚園児や小学校低学年だった頃、音楽を聴くといえば、必ず車だった。
僕が音楽にのめり込むようになったきっかけは、親がいろいろな音楽を聴いていた影響だけど、今思えばそのほとんどを車の中で聴いていた。クレイジーケンバンドであったり、サニーデイサービスであったり、TAHITI80であったり、、
こういったものが車で流れていて、小さい頃、「音楽は車で聴くもの」としてかなりしっかり結びついていた。
カーオーディオの向こう側
ここから幼い僕は、ミュージシャンのことを、「くるまでながれてくるおんがくをつくるひと」ぐらいに考えていたかもしれない。ミュージシャンはオーディオの向こう側にいる人。
こう言った体験があったからこそ、友人から送られてきた例の動画は、自分がカーオーディオの向こう側に行ってしまった、そんな感覚を僕に強く植え付けた。そしてそれは先述したような、僕の幼少期を彩り、ある意味人生を決定づけたミュージシャンたちと同じ土俵に立ってしまったということを意味する。それは嬉しいことでもあるが、少し怖い気もする。
まあ、なんかちょっとクサいことをツラツラと書きましたが、あまり気負わずに楽しくできたらいいなと思っています。穴熊、どうぞご贔屓に。
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