シンエヴァンゲリオン劇場版記号を見た
記号が出ない。
ネタバレになるやもしれないのでさらりといこうと思います。
まあ、こういう物語なんだな。
というのが一番の感情でした。
やっぱり、明確なラストは出ないというか。
あの物語自体、が庵野さんの人生とか、若かりし頃の感情なのかなと思います。
それってきっと、今もなお続いてるものなら今、答えとか明確なラスト、解決策が出るわけないし、若かりし頃の感情でも、その時どうしてれば正解かわからなかったのかもしれない。
それに、自分のしたことが正解だったこういう時はこうしなさい!と物語を説教じみた形で終えることもできたんじゃないかなと考えます。
それでも、それをしなかったのは、自分の人生に置き換えてもらいたい。とかそういう気持ちがあったのではなかろうかと。
主人公みたいな感情に陥ることが多々あります。
周囲に認めて欲しいけれど、自分は何もできないと否定して、理想との差に悩んで存在価値とかいてもいなくてもとか深く考えます。
それでも、前に進んでいく様子が今回の映画でも描かれていたのかなと思います。
周りに自分の価値を委ねてしまうとこういったことになってしまうのかなと思います。
そうすると、アニメ版の最後の「僕はここにいてもいいんだ」はかなり納得できるセリフだったかなと思います。
タイトルの音楽記号的にはもう一度どこかに戻るとかなのかなと思いますが、どこに?
まあ、一番言いたいのは庵野監督並びにすべてのエヴァンゲリオン関係者の方々、お疲れさまでした。