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知らないと損する断熱性

断熱性基準まるわかり

下の表は、現在国内で確認可能な断熱性を示す基準です。今年から定められたのが赤字の基準です。

2025年の義務化予定の基準は、赤線が引いてある基準です。
ちなみにこの基準は、今から23年前に定められた基準と同等です。

20年前の車って今乗っている人少ないですよね。
住宅業界って、知識のある人だけ得して全く知らない人は20年前の車・携帯電話を進められる可能性がある怖い業界なのです。
この記事を読んで、型古を勧められても断れるようにしましょう!
(☆義務化の予定基準は検討中のため、変更になる場合がございます)

;出典 日経ホームビルダー

断熱性を比較する数字を知っておきましょう!その名はUa値

Ua値とは?
・・・現在の断熱性を図る基準(床・壁・天井・窓の部位ごとの断熱性のアベレージ)数字が小さいほど断熱性が高い

政府のロードマップでは

2025年に断熱性能等級4を義務化Ua値0.87以下
2030年に断熱性能等級5を義務化Ua値0.6以下
2050年は既存住宅の平均で断熱性能等級5 Ua値0.6以下

という具合に、最低基準を現在の断熱等級5(ZEH基準)まで引き上げる方向性を示唆しています。ZEH基準の住宅はほとんどの会社が容易にクリアできる基準であるため、今からZEH基準を建てるより高まる電気料金脱炭素社会に備えてHEAT20基準の G2  または G3 基準を検討の基準にして会社選びをされた方が、経済合理性にかなう住まいを手に入れられると思います。


  1. G3・・・Ua0.26 heat20       断熱等級7 カーボンニュートラルクリア基準

  2. G2・・・Ua0.46  heat20       断熱等級6 24h冷暖房連続運転コスパ上のボーダー基準

  3. G1・・・Ua0.56  heat20

  4. ZEH・・  Ua0.60 BELS ☆☆☆☆☆断熱等級5 

  5. 省エネ等級5      BELS☆☆☆

  6. 長期優良住宅・・・Ua0.87   省エネ等級4 BELS☆☆ 2025年義務化予定基準

住む年数が長い20代30代の方は、G2 以上がおススメです。シミュレーション済み 

C値・・・家の隙間の量を示す数値(気密性)
    0.5㎠/㎡以下を目指しましょう。☞理由

気密性の大事な3つの理由

  1. 保温力冷暖房費に差が出る…Ua値が値が良くてもc値がNGならコスパが悪い家になる

  2. 換気のクオリティー ・・・・気密が悪いと家の換気が機能しない 

  3. 漏気による壁体内結露防止・・まだ壁体内結露で被害があります 国土交通省国土技術政策総合研究所

最近気密のプロと言えば「家のサプリ」というYouTube動画が参考になります!

後悔しない高気密高断熱住宅の簡単確認方法

確認方法として、2つのステップがあります。
step1
これからご紹介する。2つの質問をすれば、第一段階クリアです!

質問① Ua値は、いくらまで対応できますか?

質問② C値を測定してもらえますか? 
    推奨:0.5㎠/㎡以下をクリアしてもらえますか?

この2つで断熱性・気密性・耐久性に優れた住宅を手に入れることができます。(その他にも検討すべき点はございます。詳しくはTwitterのDMにて承ります)

Step2

①施工が確かな会社かどうか?を確かめる質問

いくら数値が良くても、それは設計上のこと。現場での丁寧な仕事があって初めて性能は実現します。
質問例
「Ua値0.4以下の家の施工実績は過去に何棟ですか?」「年間の平均光熱費も教えてください。月の光熱費の目安を教えてください。」
こんな回答ならBEST
「Ua値0.3の家を毎年何棟施工して 実績として◎◎棟引き渡している。アフターメンテナンスでこういう声があり●●な改善をしている。」とか言ってくれると説得力あります。

②実際の建築現場を見学させてもらうと良いと思ます。

部材の管理・外柵・ネットの張り方・職人の安全面を配慮した現場になっているか?チェックしてみましょう!

質問例

「確かな施工をするための工夫はどんなことをしているか?」

こんな会社なら安心

換気部材のメンテナンスに係る維持費や保証期間交換部材の概算・頻度なども教えてくれると良心的です。
👇

住まい方・維持管理の仕方を教えてくれる・・・一般的なアフターメンテナンスは良くて当然です。

引き渡し後年々か経過したオーナー様の住まいを見学させてもらうのも良い方法です。(引き渡し後4.5年と10年以上)住んでみてからの不具合・メンテナンス履歴を聞いてみましょう。もちろん満足している点もです^^

まとめ

❶ 人生100年時代に新築買うならHEAT20基準のG2・G3がおススメ

ちなみに、下の票は鳥取県の独自基準です。補助金も実施しています。
日本の義務化の予定がいかに低レベルか確認できると思います。

;引用 鳥取県省エネ住宅基準


❷ 断熱性を活かすなら気密性能もこだわる! C値は0.5㎠/㎡以下がBEST

❸ 確認方法は?「Ua値0.4以下または0.26以下を希望します。同時にC値は0.5いかにお願いできますか?」

❹信頼できる施工業者とは?施工実績を聞く「Ua値0.4以下の家の施工実績は過去に何棟ですか?」「年間の平均光熱費も教えてください。月の光熱費の目安を教えてください。」施工実績が3年以上を一つの目安にしましょう!

❺「換気部材の交換費用・その他50年間に掛かる維持管理費用の目安を教えててください」
❻ 4.5年住まれたお家と10年以上住まれたお家を見せてもらうことはできますか?

以上のポイントを踏まえて、質問・確認・見学をすれば?
・老後まで、快適光熱費のかかりにくい家を手に入れることができます。
良心的な施工住まい手に寄り添ったお付き合いのできる会社が分かります。
皆様の良い住まい選びができることを心より願っています。
家選びについてのご相談は、TwitterのDMにて承ります。
☞ Twitter


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