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Kroi 長野の話


Kroiが長野に来た。

鮮明に思い出すKroiと出会った春のフェスのこと、今よりかみんな少し身体が細くて若いお洒落なバンドという印象だった。奇抜で明るい雰囲気だけど落ち着いて聴ける前衛的な音楽。楽しそうに歌うボーカル。落ち着いたリズム隊の安心感。NeverEndingStoryでわたしの心は完全に彼らに落ちた。ノリのいい曲からのネバエンに脳みそ溶けた。そこからKroiの音楽をしつこいくらい聴いた。


わたしKroiのつくる優しい音楽が好き。


そんなこんなで右往左往しながら生きていたら、
わたしの住んでる場所にKroiが来ることになった。
しかも誕生日の前日10/24に。これは特別な思いを抱かずにはいられない。正直もうライブには行けないかなと感じていたところだった。自分へのとっておきのプレゼントとしてライブに行くことにした。


最近、KroiがJewelをリリースした。大好きな優しいKroi、また彼らの音楽を好きになった。

2月のFCライブぶりのKroi。もうFCにも入ってないしUnspoiledのアルバムもあまり耳に入れてなかった わたしのKroi愛どんなもんじゃい!と謎の意気込みで会場入り。100番より前だったから5列目くらいにいけた。長谷部くんの前の位置で視界良好で怜央くんのボンゴもよく見える。ライブ前の息が詰まる感じにはいまだに慣れない。

HORNからはじまる よく聴いてた曲、楽しいやつ。
Kroiの代名詞みたいなかっこいい曲が続く…ライブに行くたびに進化しててかっこいい。

Signalがきて、なにこれ好き…ってなる。ラップパートからの柔らかい声、メロディの緩急が心地いい。サブスクでちゃんと聴いてこなかったから歌詞とかわからなかったけどなんか飛べそうだった。冷たさの中を泳ぎたいって言葉が脳を揺らす。気持ち良い。独特なリズム感も癖になる。

MCで普通のライティングになり現実に戻ってくる。何の話してたはあんまり覚えてない。あーみんなの顔見て話してくれてる、Kroi 長野来てくれてありがとう。とずっと思ってた。

sesame→Amber→風来とアルバムの曲が続く。
ガッと盛り上げてから少しずつチルね。なんかsesameはじめて聞いた時より曲の圧が強くなってて良かった。風来は聴きたいってお姉ちゃんと話してたから嬉しかった。爽やかKroi大好物です。怜央くんの声が伸びて気持ち良いね。ありがとうございました。

みんな Balmy Lifeは聴き過ぎて身体が勝手に動いちゃうよね。いつもこの曲楽しそうにやってるKroiみてると嬉しくなる。私は基本、根暗なのでダンスミュージックみたいなものは苦手なんだけどKroiの音楽では躍ってしまう。音楽の力でわたしは少し明るくなる。

Pass out〜!これ、かわいいね。Kroiのゆるくてポップな音楽かわいい。見た目がイカついからギャップでわたしは血を吐きます。痺れてきた足が軽くなる感覚。これは空も飛べますね。
correctionやってくれるんですね、broadcastからご無沙汰だったので感激。観客もKroiもみんな楽しそうで嬉しかった。目頭熱。

〜MC〜 記憶がほとんどないけどわちゃわちゃ楽しそうに話してた。ゆるいMCのおかげで跳ね上がってた息が落ち着く。

Stellar…これは言わずもがなやばい。天国かと思った。マイクの前でゆらゆらして歌う怜央くんの姿が妖艶で心臓が跳ねる。恥ずかしくなって目を逸らしてしまう。本当に美しかった。Kroiみんなの声がちゃんと胸に届いた。長野に来てくれてありがとう。という気持ちが最高潮に。

え、WATAGUMOですか。え、やってくれるんですか。やらないと思ってたから嬉しくて気持ち悪い顔しそうになってずっと変顔してた。わたしbroadcast新潟で聴いた泣きそうに歌うWATAGUMOを忘れられなくてずっと引きずってたのでこの距離で聴けて良かった。〝苦しくえずくロマンスも君へのものだと思ってた〟を超える恋の歌詞はありません。この胸の昂りはこの曲でしか味わえない、本当に本当に素敵な曲。

最近のriskはずっとMagneticツアーのアレンジで歌ってくれてて嬉しいの。武道館も。risk セトリ落ちしないでいてくれて感謝。気持ち良さそうに演奏してるみんなの表情に聖母のような気持ちになる。watagumoで感情が無茶苦茶になってたけど心拍数が落ち着いてきた。riskでの怜央くんの多彩な歌い方だいすき。聴いてるこちらも気持ち良いです。

Mr.Foundation 気分盛り上がるから好きなんだよね。前者の穏やかな雰囲気から一気に渋くなってギュンとなる。今日も変な踊りは健在で超楽しそう。ミースターファンデーションは低めの気分なんだね。
長谷部くんたくさん前に出てきてくれてギターの演奏間近で見せてくれてありがとう。かっこいいよそのお髭。

〜MC〜 ゆるゆるな話し方でニコニコで怜央くん酔ってる?って感じのトーク。益田さんもいつもより声聞けた。お客さんの反応ちゃんと見て気にしてた、優しい。

Hyperってすごいかっこいいね。頭の悪い感想しか出てこないくらい圧倒された。よくわからないけど演奏の深さというか音の厚みが進化してる。痺れるみたいな感覚になる。激しい曲中にくる優しい〝遠くて近き存在、まだそこにいて〟が狂おしいほど好きです。I love this lyrics.ややこいややこいからほっとこう、みんなでたくさん歌って楽しかったね。

明滅がはじまる。甲子園の終わりくらい眩しくて最終回みたいで寂しいけど幸せ。多幸感に溢れてる会場、今日のKroiの姿を忘れないように目に焼き付ける。取っておきたい、とっておきだね。ブワァって音が聞こえるのように目の奥から涙が滲む。優しい声が優しいメロディがわたしを包み込んで曲が終わる。

Jewelの音が聴こえてきて、怜央くんが話し出す。小さい箱で出来て嬉しそうで近くでファンの顔を見ながら話をしてくれる。人前で話すのは恥ずかしいんだけどねって。ジッと目が合う感覚、視線が離せなくなる。ちゃんと伝わるよ。
長谷部君がピックを投げてるからそっちの方に目を向けてしまう。「俺の話よりピックの方が大事なんだ」と少し拗ねてた。なんか肉まん食べてる時みたいなホワホワとした空気があった。長野に来てくれてありがとう。此処にいるみんなの目の前の雲が少しだけ晴れたらいいね。

アンコールはJudenでぶち上げてくれました。

楽しくて楽しくてたまに寂しくて愛しいライブだった。久しぶりに聴くからこそ良さに気づけることもある。なにより地元に来てくれたことに感謝申し上げます。「また来ます」って言ってくれたの嬉しかったな。辺鄙なところだけどまた来てね。
怜央くんの言葉って嘘がないんだよね目を見ればわかるんだ。ちゃんと想って、ちゃんと伝えようとしてて、ちゃんとした言葉を紡いでる。上辺だけじゃないって感じ取れる。

離れていても繋がっていたね。これからも同じ空の下で踊ってるよ。好きなものを好きでいるよ。


以上、記憶力がない人のKroi Unspoiledツアー長野公演の垂れ流し感想でした。

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