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【日帰り手術】30歳女、痔の手術をしました②


前回の内容

今回は、続きを見てくださりありがとうございます。まだnoteになれておらず記事が見にくかったりしていたらすみません。これから覚えていきますね。

前回は痔になってから、病院へ辿り着くまでの数年間(といっても死ぬほど辛かったのは受診までの約1か月)を赤裸々に書いてみました。
今回は手術をする当日から術後までを赤裸々に綴っていきたいと思います。
私が赤裸々に体験したことを記事に残すことで、痔で悩んでいる方や若い年齢の方、女性の方が少しでも早く病院に行って楽になってくださることを願っています。


自宅での前処置

手術当日を迎えました。
自宅での前処置は、便を出す坐薬を使用して便を出してくることでした。肛門付近の便をしっかり出しておく必要があるためです。排便の有無に関わらず坐薬は使用してくださいと言われていたので頑張って使いました。
坐薬の入れ方などは職業柄知ってはいるんですが、、、痛い場所に坐薬を使うというのが何とも口では説明できないほど痛くて辛かったです(腸が傷ついたんじゃないか?と何度も思いました)。
本当は2個使ってくださいと言われていたんですが、痛みのあまり1個しか使えず、、、ですがその前に通常排便も認めていたので勝手に良しとしました(本当はダメですよね)。


クリニック到着から術直後まで


クリニックに着いて、手術同意書などを提出した後まず診察室で体調の確認と手術の説明をもう一度受けました。

その後、電気メスを使用するのでピアスなどの金属類や装飾品を外し更衣室で準備をします。準備が終わったら、検査や手術をする部屋の前の椅子で待機します。5分ほど前で待っていると看護師さんに呼ばれました。誘導されるように処置台に横になります。姿勢はジャックナイフ位と呼ばれ、うつ伏せで『く』の字になるような体勢でした。

準備が整ったところで先生が来られました。
その後患部が見やすいようにテープでお尻を開いて固定するのですが、これが辛かった。後でも書いていますが術後の排便時の痛み以外では、このテープ固定と麻酔の注射が1番辛かったです。
今までこんなにお尻を開げられたことがないので、『あかん、裂けるー!』というような感じで全身に力が入り心の中で叫んでいました。

その後に麻酔の注射をしました。これがまた痛い・・・今までの注射の中で1番痛かったです。ちなみに筆者は手と歯茎しか注射はされたことがありません。
でも、そりゃそうですよね。炎症が起きて腫れている患部を治療するためにそこに麻酔の注射をするんですから。痛いもんですよね。。

左手に血圧計を巻いてモニター管理、右手は点滴のため血管確保をされています。
手術が始まると、麻酔の効きが悪そうなところもあり、その時は針を刺すようなチクッとした痛みが生じるので先生に麻酔を追加してもらいました。初めは『言ったら迷惑かな?我慢できるかな?』と体に力を入れて我慢しようと頑張っていたんですが、私がビクっと動くので『痛いですか?麻酔追加しましょう』と言ってくれました。正直我慢はしないほうがいいです。

手術終了後は着替えなどを済ませ、術後の説明を診察室でうけます。外痔核の切る箇所が予定よりも多かったので、術後は痛むと思うと言われました。私の場合は外痔核が4つ取れました。内痔核はALTA硬化療法で注射を3箇所くらい?していただいたと思います。

薬は、ロキソニン以外にもトラムセット、あとは胃薬と坐剤、便を柔らかくする薬を処方されました。

帰宅してからが大変だった

無事に手術が終わりました。今日は排便がしたくなってもいきんではいけないと言われました。

ネットで情報を拾っていると、術後2日目くらいに初回排便をすることが多いと記載されていましたが、私にはもうその時が来そうな状況でした。

私はクリニックまで電車で1時間程度かけて通院をしていました。いつも通りクリニックから駅に向かいホームで電車を待っていたのです。

すると、何かもぞもぞするかんじが・・・

これはもしかして・・

違和感を感じながらも我慢をしてとりあえず自宅まで帰ってきました。
まだもぞもぞとしたかんじは続いています。

これは間違いない、、、と思いトイレに座ってみました。


やっぱりその時はきていました、出そうです。術後わずか3時間ほどです。元々便通は良い方です。


ですが当日なのでいきんではいけません。
でも出そう、、出したい!
何度も肛門を開けたり閉じたりしながら頑張りました。でもいきんではいけないので出るまで時間がかかります。まして痛むと先生からも聞いていますし、傷が開くかもしれないという不安もありました。


案の定、今まで経験したことのない痛みで悶絶し、布団の上で痛みが治るまでゴロゴロとしていました。痛くてじっとしていられなかったんです。そりゃぁ傷口を通って出てくるんですから当然痛いですよね、、。

例えるなら、激辛のものを食べてひーひーして冷や汗かいてちょっと意識が飛びそうで体が熱くて悶絶しているような感じです。

ちなみにこの日は術後2回トイレにいきました。トイレ以外は痛みはほとんどなかったので楽でした。ですが明日から仕事です。トイレに行きたくなったらどうしよう?多分トイレ後はじっとしていられないし、仕事中にバイクに乗ることによる創部の負担も避けたい。

ということで、上司へは下記の2点を伝えて外に出る仕事を減らしてもらいました。
・トイレがしたくなったら帰ると思う
・訪問の件数を減らしてお尻の負担をなくしたい(負担が増えると再発したり術後の治癒過程が遅くなることもあると思いました)


今まで朝トイレを済ますと仕事中に行きたくなることはほとんどなかったので、今回便を柔らかくする薬を飲んでいても仕事中に催すことはありませんでした。ですが極力外でトイレはしなくて済むようにかなり早起きをきてしっかり準備をして出勤するようにしていました。


次回について

今回も読んでいただきありがとうございました。次回は痔の記事は最後になりますが、術後の経過(受診回数や傷の経過、痛み等)を綴りたいと思っていますので興味のある方は覗いてやってください。
よろしくお願いします。




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