【日帰り手術】30歳女、痔の手術をしました①
突然ですが、痔の手術をしました
突然ですが痔の手術をしてもらいました、日帰りでです。この記事を書いているのは術後2ヶ月ごろで、もう痛みもかゆみも何もなく毎日排便においては快適にすごしております。『痔』というだけで普段見せないような場所を先生に見せるのは恥ずかしいと言われる方も多いと思いますがこの記事を読んでいただいて少しでも痔に悩んでいる方がいれば前に進んで悩みの一つを解消してほしいと思います。
日本では成人の3人に1人が痔にかかっていると統計にでているそうです。筆者もその1人になります。
ずっと悩まされていた
私は遡ること約3年ほど前から痔に悩まされていました。
排便時に出血することも度々あり、痔の状態が悪化するにつれて痒みもでてきました。
筆者は現在30歳ですが、その当時20代半ばだったので、病院に行ってお尻を見せるなんて恥ずかしい!という感情が勝っていました。だから、『30歳になったら病院行こう!』とこの頃心に決めていたんです。
何が原因なのか?
世の中には画期的な商品がたくさん開発されています。あの便利なウォシュレットもそれらの一つですよね!
ウォシュレットの使用時間は弱い圧力で10秒程度でいいと言われていますが、私は上から2番目くらいの強い圧力で15分ほどしていました。ダメだとはわかっていてもすっきりするからです。そうなるとまぁ、、出血することも増えていきます、刺激が強いですから。
でも痔になった要因の一つがウォシュレットによる刺激なのかどうかはわかりません。幼少期に便秘で悩まされていたこともあった為、それらも要因だと思います。下剤は飲んだことがなかったのですが、あまりにも便が硬かった為トイレの時には肛門に痛みが走り叫びまくっていたそうです。時々この頃の話を親子でしたりするんですが今でも両親には『100m先まで聞こえてたんとちゃうか、私らが何か悪いことしてたみたいやわ』と言われます。私には記憶がありません。笑
もう一つは、痔かもしれないと思ってから受診まで3年も様子を見ていたことです。早期に受診していれば外科的治療ではなく内服や坐剤で対処できたのではないかとも思います。
ここで一つ医療者として申し上げたい
あとここで一つお伝えしたいことがあります。
私は医療従事者で勝手な自己判断をしていますが、お尻からの出血では安易に痔だと判断せずに、持続したり普段と違う様子があれば様子は見ず迷わずに病院を受診してくださいね。何事も早期発見・対応をすることでたとえ癌であっても完治する確率は上がります。よろしくお願いします。ウォシュレットも正しく使いましょう。また早期の対応であれば外科的治療ではなく内服や坐薬でも対応できるかと思います。
その時は突然やってきた
話は戻りますが、その時は突然やってきました。
30歳を迎える1ヶ月前からお尻が痛くなってきたんです、座っている時もトイレの時も。
仕事の関係上(私は医療従事者の中でも訪問系の仕事をしています)バイクで移動することが多くこの時はモジモジと姿勢をミリ単位で変えたりもしていました。痛くて同じ姿勢を保つことができなかったんです。まるでお尻から『おーい、もうすぐ約束していた30歳になるぞ。早く病院に行けよ!』と言われているようでした。この頃には肛門の形が変わってきていたのも自覚していました(痔核だけに)。かなり腫れていたんでしょうね。
でもやっぱり恥ずかしい!ちょっと我慢したら痛みだけでもなくならへんかな?と少しばかりの期待を持っていたんですがダメでした。
どうにもならず助けを求めるようにインターネットからクリニックを予約。
病院選びは迷いましたが、日帰り手術ができる場所であることと肛門の専門医の先生であるところ等を探して決めました。
受診当日を迎える
ついについに待ちに待った受診の当日を迎えます。
名前を呼ばれ、診察室に入りました。下着をずらしてカーテンで仕切られたベッドに横になります。バスタオルなどでプライバシーは配慮されていました。そこからは肛門鏡を使用され直腸診・視診などをされます。
私の病名は内痔核・外痔核でした。
私のスケジュールの関係上1ヶ月後に日帰りで手術をすることになりました。ようやくこの痛みから解放されると思うと本当に嬉しくなりました。
今となってはもっと早く病院に行っておけばよかったと感じていますが、それと同時に痔だと自己判断もしていたので癌じゃなさそうで良かったという気持ちにもなりました。出血する回数も多かったので少し不安も感じていたんです。
次回へ続く
次回からは
②日帰り手術当日
③術後の経過
合わせて3本立てでお送りします。
痔で悩んでいる方、少しでも興味がある方はぜひ覗いてくださいね。
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