【家系推奨④】キャベチャーのすゝめ
これまで「家系とはどんなラーメンか?」
さらに「家系ラーメンの分類」を書き記して来たが
ここからは家系を食べる上で外せないポイントを挙げていこうと思う。
推奨となっているが個人的にはほぼ絶対だ。強制だ。
ここからは家系を食べる上で外せないポイントを挙げていこうと思う。
推奨となっているが個人的にはほぼ絶対だ。強制だ。
これまでの「ライス編」「にんにく編」「味玉編」を経て読んだらより解像度が高まるので是非に
・【家系推奨】「キャベチャーのすゝめ」
「ライス」は“ご飯がお供”シンクロ率100%のずっ友。
「にんにく」は“武士の刀”真の力を発揮する最強の武器。
「味玉」は“高性能イヤフォン”天国へと誘う極上の音色を奏でてくれるアイテム。
そうお伝えしてきた。
そしてそんな家系には
キャベチャーと言うカルチャー
が存在する。
この「キャベチャー」は家長道助が愛する『六角家』が生み出した文化。
六角家と言えば「キャベチャー」
「キャベチャー」と言えば六角家
家系を、『六角家』を語る上で避けて通れない重要なカルチャーであり、オーダー必須のトッピングだ。
是非とも【六角家系譜】に行ったらこの「キャベチャー」を頼んで頂きたい。
キャベチャーとは?
前述の通り『六角家』が生み出した家系カルチャー
「刻んだチャーシュー」と「キャベツが合わさった」最強トッピング。
もちろん「キャベチャー」も店舗によって異なるので、違いを見ていこうじゃないか
・店舗で見る「キャベチャー」
まずは本店なき今、こちらのお店から紹介せねばならぬ。
『六角家 戸塚店』with.キャベチャー
ここのポイントは「シャキシャキ感」だ。
家系醤油が垂らされたシャッキリキャベツは居酒屋のお通しで出された大フィーバーを巻き起こす逸品。
この「キャベチャー」のオススメの食べ方があるのだが、それは記事後半にて。
『六角家』の「カルチャー」を是非味わおう。
『上々家』with.キャベチャー
『六角家 羽田店』から独立したこのお店。
ここのポイントは「しんなり感」だ。
シャキシャキも美味い。だがしんなりしたキャベチャーも極上なのだ。
『六角家1994+』with.キャベチャー
続いてラーメン博物館に凱旋した銘店。
ここのポイントは「パリパリ感」だ。
戸塚店と味の方向性は同じだが
よりキャベツが小さく刻まれており食べやすく、チャーシューも細切りで「チャー感」が強い。
『ONOMICHI/オノミチ』with.キャベチャー
パチンコ屋に併設する『六角家』初の姉妹店。
ここのポイントは「しっとり感」だ。
キャベツの芯の硬さは残しつつ、全体にタレが染みてていい感じ。
『洞くつ家』with.キャベチャー
こちらは吉祥寺にある六角家姉妹店。
ここのポイントは「しょっぱ旨」だ。
他の店舗に比べてタレがしっかり掛かっており、ナチュラル味濃いめだ。
『雷家』with.キャベチャー
こちら、川崎にある六角家姉妹店。
ポイントは『洞くつ家』と同じ「しょっぱ旨」だ
『金八家』with.キャベチャー
金沢八景にあるこちらのお店の「キャベチャー」もひと味違う。
ポイントは「ピリ辛」である。
いつものタイプにラー油的なものが和えられており、食欲を唆る。
『YOLO』with.キャベチャー
その『金八家』の姉妹店が江古田にあるこちら。
さすが金八っつぁんの系譜を受け継ぐだけあってここも「ピリ辛」である。
『二代目 梅家』with.キャベチャー
厚木にある六角家系譜と言えばこちら。
ラーメンの味だけでなく「キャベチャー」もTHE 六角家な名店である
とここまでは【六角家系譜】の「キャベチャー」を紹介してきたが、他の店舗にも目を向けてみよう。
『近藤家』with.キャベチャー
吉村家当初の味を再現すると言われ『六角家』の立ち上げに携わったレジェンド店にも「キャベチャー」がある。
ここは、これまでのキャベチャーと形態が異なる。
ポイントは「ゴロッとはんなり」だ。
まずチャーシューがコロチャーで食べ応えが抜群。キャベツははんなりと柔らかく「チャー感」を堪能出来るキャベチャーになっている。
『吉祥寺武蔵家』with.キャベチャー
六角家系譜の元姉妹店であるこちらには、まだ六角家の魂が現存していた。
ガチすぎる大ライスも「キャベチャー」の味も師匠譲りだ。
『町田家』with.キャベチャー
ここは六角家の魂を受け継ぐ【たかさご家系譜】
東京クラシックの代表店で、あたしはよく新宿南口店にお世話になっている。
そんな『町田家』本店には一風変わった「キャベチャー」が
それは「ゴマだれ」が掛かっているのだ。
サラダ感覚だ。おつまみにも最適。
ラーメンからの独立感が1番強いキャベチャーなのではないか。
『侍』with.キャベチャー
続いても【たかさご家系譜】
『町田家』と共に緑の看板を背負う『侍』
渋谷本店、上野店、名古屋伏見店とあるが
池尻店にて「キャベチャー」を発見!
ポイントは「ホカシャキ」と言ったところだろう
温められたホッカホカチャーシューとシャキシャキキャベツのマリアージュが堪らないのだ。
などなど
結局の所、六角家の魂を受け継ぐ言わば【六角家系譜】になってしまった。
だがあたしが知らない所にもまだまだ「キャベチャーは存在しているだろうし、このカルチャーはより広く浸透していって欲しいと心から願っている。
・キャベチャーの正しい食べ方
さて色んな種類の「キャベチャー」が分かった所で、ここからは食べ方講座。
正しく、美味しく、このカルチャーを味わって行こう!!
1st Step「ゴマをかける」
まず最初に行う儀式は「ゴマ」をすりすり。
博多豚骨ラーメン屋に置いてあるゴマすり器があるので好きなだけ「キャベチャー」にこすり落とそう。
2nd Step「スープをかける」
「キャベチャー」は作り置きが多く(大変だからね)冷蔵庫から出すお店も多いのだ。
なのでゴマをかけた後は
冷えてる「キャベチャー」を温める為に
おろしにんにくを入れてパワーアップしたスープをかけ
キャベチャーの器で”もう一つの家系”を作るのだ。
家長道助は必ず「キャベチャー」を注文するし、必ずこの儀式をやる。
ラーメンに「キャベチャー」を入れても良いが、味が濃くなってしまうしスープの温度が下がるのであたしは推奨していないが…
先に”もう一つの家系”を作っておくと、キャベツがいい感じに柔らかくなって味も濃くならずスープの温度も下がらずにいい塩梅でラーメンに投入する事が出来る。(理に適いまくってる)
温める為に海苔を使うテクニックもあったりする
3rd Step「ライスにかける」
最後はもう恒例となったライスにぶちまけるパターン。
説明は不要だ。「キャベチャー」と共に、とにかく米を食うのだ。
・【番外編】キャベツのすゝめ
「キャベチャー」だけではなく家系では「キャベツトッピング」も相性抜群でみんなから愛されている。
食物繊維も多いしオススメだ(ただマジでお腹いっぱいになるから注意)
キャベツラーメン発祥『中島家』
町田家の師匠『たかさご家』
【王道家系譜】『とらきち家』
【本牧家系譜】『川崎家 榎町店』
【本牧家系譜】『奥津家』
【武蔵家系譜】『家道』
【武蔵家出身】『藤参』
【壱系】『光家』
【とんぱた亭出身】『けん』
「キャベチャー」もいいけどキャベツトッピングもいいよね。
「キャベチャー」総まとめ
・六角家が生んだ伝統的なカルチャー
・基本【六角家系譜】にある
・【六角家系譜】必須トッピング
・ゴマをかけるスープをかけるライスにかける
・それだけで幸せになれる
・キャベツトッピングもオススメ
「ライス」「にんにく」「味玉」「キャベチャー」と続いていた推奨はこれにて終了。
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みなの家系人生に幸あれ
家長道助