趣味人Vol.5 「温泉巡り」
趣味を通じて、糸魚川という場所の魅力を伝えるシリーズ「趣味人」。
古来より親しまれてきた温泉。日本には入浴文化があり身近なものとして馴染み深く、旅行にでかけると温泉に浸かる事も多いのではないでしょうか?ですから、趣味として日本各地の温泉を巡る方も少なくないと思います。地域によって温泉の成分も違いますし、効能も変わってきます。街中にある温泉から、山奥にある温泉までロケーションも様々です。ですが、自分の住んでる身近に気軽にいける温泉があると良いですよね~。
糸魚川にも多くの温泉があり、いつでも行ける街中付近から時期が限定される秘湯まで温泉8、鉱泉3の全11カ所あります。温泉地の数のランキングでは新潟県が3位、糸魚川に接している長野県は2位と周辺にも温泉地が多く温泉には困りません(笑
それでは、糸魚川市にある温泉地をご紹介していこうと思います!
注)お猿さんが温泉に浸かっていますが、あくまでイメージであります。
1.糸魚川温泉
糸魚川市の温泉で街から近く一番アクセスが容易。電車を使い訪れたとしても、糸魚川駅で大糸線に乗り換え一駅目の「姫川駅」で下車し、そこから徒歩3分。車で来たとしても糸魚川インターから2分ほどにあります。
地下1300mから湧出する糸魚川温泉は、約1500万年前の化石海水といわれ糸魚川と静岡を縦断する巨大な断層線「フォッサマグナ」の地中から噴出する高温良質な温泉。源泉は97℃と高温で湯量も豊富で効能も豊か。
ホテル国富アネックス
【外来湯営業時間】
15:00~21:00(受付20:00まで)
【利用料金】
・大人 1,000円
・幼児(3歳以上)~小学生以下 500円
ひすいの湯
【外来湯営業時間】
10時00分~22時00分(受付9時30分まで)
【利用料金】
・大人 昼料金 900円 夜料金 700円(中学生以上)
・子供 昼料金 500円 夜料金 450円(3歳以上)
2.塩の道温泉
糸魚川市根知地区にある温泉。シーサイドバレースキー場のゲレンデ横にある建物(ホワイトクリフ)内にあります。こちらも糸魚川駅からバスがでていますので、電車で訪れたとしても安心です。
泉質はとても滑らかで湯上りにはすべすべになり「美人の湯」と呼ばれているようです。温泉地のような趣はないですが、スノースポーツで楽しんだ後に温泉にすぐ浸かれるのは最高ですね!
塩の道温泉(ホワイトクリフ内)
【外来湯営業時間】
10時00分~21時00分(最終受付 20時00分)季節変動有
【利用料金】
大人(中学生以上)入浴 510円 一日利用 910円
子供(小学生以下)入浴 310円 一日利用 510円
幼児(3歳~就学前)入浴 160円 一日利用 310円
3.梶山新湯 雨飾温泉
上記の塩の道温泉より更に奥。雨飾山登山口にある雨飾山荘内にあります。平成11年までは道路がなく麓から徒歩で2時間かけないと辿り着けなかった秘湯。今現在は近くまで車で行けるが道幅は狭いので対向車に注意。
公共交通は無いので、電車で来た場合は車を借りるかタクシー(糸魚川駅から7000円位らしい)で向かうしかない。それか前述した山の麓(バスで別所行きに乗り、山口バス停下車)から2時間かけて向かう。
都忘れの湯と名が付いた露天風呂(混浴)、男女別の内湯があり、携帯も通じない美しい場所で日常を忘れる時を過ごすことができます。
雨飾り山荘
【外来湯営業時間】
いつでもご利用いただけますが9時消灯になります。
冬の時期は閉館しますので、下記のリンクでチェックしてみてください。
【利用料金】
・大人 500円(宿泊後、当日下山時は300円に割引)
・子供(小学生)250円
4.梶山元湯 洞窟温泉
誰でも行ける温泉ではなく正に秘湯。梶山元湯は山奥標高670m付近にあり、渓谷横の急傾斜地も含め歩いていかなくてはいけない。地滑りで道が崩壊し約40年間忘れ去られていた。しかし、160年以上前から存在する温泉であり、温泉の存在する根知地区の方々が地域の宝として伝えるためにルートを開拓してくれたので、今現在は訪れる事ができます。
雪深い地域のため訪れることができる期間が短い上に、一日一組のツアーでしか浸かれない温泉なので冒険心をくすぐられます。そして訪れる際は虫対策を忘れずに!山の中、水場の近くなのでアブやウルル、そしてブヨが多くいます。書き手は教えていただいていたのに、甘く考えて対策をせずブヨに噛まれまくり、しばらくえらい事になりました(笑
ツアーの状況確認、予約は↓のリンクをご覧ください!
5.蓮華温泉
北アルプス(飛騨山脈)の北端近く、雪倉岳や朝日岳を望む白馬岳の山腹に蓮華温泉があります。数多くの源泉が湧き出ていて、効能の異なる複数の湯に浸かる事が出来ます。気軽には訪れることができませんが、そこから見える景色や空気は訪れて良かったと感じさせてくれます。
蓮華温泉は、中部山岳国立公園内の標高1,475m付近にある天然温泉です。新潟県側から北アルプス山行を目指す登山家たちの拠点でもあります。
※10月20日~6月下旬までは、山道の車両通行ができません。バスの運行は7月半ばから10月半ばまで。それ以外のシーズンは栂池スキー場から山スキーで訪れることができます。
白馬岳蓮華温泉ロッジ
【外来湯営業時間】
内湯・野天風呂 共に9時30分~17時00分
【利用料金】
内風呂・野天風呂 両方 大人800円 子供500円
野天風呂のみ 大人500円 子供200円
内風呂のみ 大人800円 子供500円
6.姫川温泉
糸魚川市から姫川沿いに国道148号線を長野県に向かうと県境にある温泉地。姫川温泉は白馬山系を源とする姫川を県境として、長野県小谷村と糸魚川市に跨っている。温泉地としては寂れた印象を受けるが、静かな環境でゆったりとした時間を過ごすことができる。日帰り入浴もできるので、新潟県↔長野県の移動の際に気軽に立ち寄れるのもポイントが高い!
ホテル國冨 翠泉閣
【外来湯営業時間】
7時00分~10時00分(受付9時00分まで)
15時00分~20時00分(受付19時30分まで)
【利用料金】
大人 1,000円
小学生以下~幼児(3歳以上)500円
姫川温泉 ホテル白馬荘
【外来湯営業時間】
13時00分〜20時00分
【利用料金】
大人500円 小人300円
公式サイトに書いていないので情報が古いかもしれません。訪れる際は確認したほうが良いと思います。
姫川温泉 瘡の湯(くさのゆ)
【外来湯営業時間】
10時00分~18時00分
【利用料金】
大人(中学生以上)600円 小人(3歳以上)300円
姫川温泉 朝日荘
【外来湯営業時間】
10時00分~17時00分
【利用料金】
700円
7.笹倉温泉 龍雲荘
糸魚川市街から車で30分ほどの場所にある。日本海から早川沿いに山間部へと走らせる。田園が広がる日本らしい美しい景色を、楽しみながら進んでいくと辿り着く一軒宿。3種類の源泉から湧き出る温泉は、効能も良くて肌がすべすべして、美人の湯と呼ばれるのも納得できます。
ロケーションも良く施設も綺麗なのでゆったりとした時間が過ごせると思います。
【外来湯営業時間】
平日 9時00分~17時00分(18時00分 退館)
GW・お盆・年末年始 9時00分~14時00分(15時00分 退館)
【利用料金】
平日 ・大人750円 ・幼児~小学生以下500円
GW・お盆・年末年始 ・大人 850円 ・幼児~小学生以下 500円
8.柵口<ませぐち>温泉
糸魚川市の能生エリア上南地区にある温泉地。評判の良いシャルマン火打スキー場に向かう途中にあります。このエリアもロケーションが良く、鄙びた趣があって良い所です。日帰り温泉ができる権現荘にはレトロゲームが置いてあり、湯上り牛乳と合わせてファミコンで遊ぶんでいるとノスタルジックな感情が沸き上がってきます(笑
【外来湯営業時間】
9時00分~21時00分(20時30分最終受付)
【利用料金】
・大人(中学生以上) 600円(入湯税含む)
・小人(小学生) 310円
・幼児(3歳以上の未就学児)200円
9.長者温泉 ゆとり館
糸魚川市の木浦地区にあります。海沿いを走る国道8号線から山側に進んでいくとあります。正確には温泉ではなく鉱泉ですがメタケイ酸泉という珍しい泉質で、とても肌に良いらしいです。こちらは別の記事にも書いたので、そちらも貼っておきます。温泉のある山中から海までの距離が近く、とても良い所です。
【外来湯営業時間】
10時00分~21時00分(冬季20時00分)
【利用料金】
日帰り(休憩室利用) 大人500円・小人350円・幼児200円
1回湯 大人400円・小人250円・幼児150円
ブログ内でも紹介していますので、よろしければ読んでみてください!
あとがき
糸魚川市には季節問わず気軽に入れる温泉から、雪の為に入れる期間が限定されてしまう秘境温泉もあり、四季を感じながら入る温泉は格別なものがあります。特に秋の紅葉、冬の雪の季節を湯に浸かりながら感じることができるのは雪が降る地域だからこそ感じられる醍醐味ですね!
冒頭にも書きましたが、糸魚川の周辺にも温泉地は多いので温泉巡りが趣味であれば、糸魚川を拠点にして巡るのも有りではないでしょうか。糸魚川市でお待ちしております!