vol.11 お家ホテル化計画 ◇サインプレート「真鍮」編◇ そもそも、真鍮って何??
そもそも、真鍮って何??
こんにちは。
家ホテル メルマガ担当 おりーぶです。
いつもありがとうございます。
この度、お家ホテル化計画のお手伝いの第11幕としまして、以前お話しに出たサインプレートの素材でもある、「真鍮」(しんちゅう)の話題とご紹介になります。
「真鍮」とは銅と亜鉛の合金で、亜鉛が20%以上のものを言うそうです。亜鉛の割合が増すごとに硬度も増し、亜鉛の割合が多くなるにつれて色が薄くなり、少なくなるにつれて赤くなる様です。
「真鍮」は錆びやすい金属ですが、鉄のように表面がもろくなるような経年劣化は少ない様です。変色は磨けば元の色に戻りますので、変化はしても劣化はしにくい素材で加工しやすいので、インテリア用品や装飾品、楽器、文房具、仏具にも使われています。
古くは大航海時代に、潮風や海水に強い為、双眼鏡やコンパスなど船具としても使われたり、ヨーロッパではインテリアに多く 「真鍮」は使用され、銀と同様、幸福をもたらす金属として好まれていたそうです。
「真鍮」は使い込むほどに味わいが出てきて、大事に続けて手入れをしていれば、60年目から特別に美しくなるともいわれ、代々受け継がれて、更に重厚感が増す「真鍮」の美しさは、昔から好まれていた様です。
実は私たちの身近な所でも「真鍮」は使われています。それは、、、五円玉!?
○サインプレート
「真鍮」は、別名:「黄銅」(こうどう、おうどう)とも呼ばれます。
実は五円玉も 「真鍮」だったのです!!
最初の五円玉は、銅60〜70%、亜鉛30〜40%となっており、戦時中に使用された兵器のスクラップの「黄銅」を材料に再利用した為、含有量に誤差があるそうです。
その名残りの含有量は今もあまり変わる事もなく作られているそうで、昔の五円玉は穴が空いていなかったのですが、少しでもコストを下げる為、穴が空いたとの事です。他に偽造の防止・似た硬貨と区別がつく様にと時代と共に変わっていった様です。
今では唯一の漢数字の穴あき硬貨でもあります。しかし、今の情勢と円安の影響で、五円玉の金属としての原価が高騰して、五円硬貨の金属としての原価が額面を超える可能性も指摘されているそうです。穴が二つになる事は無いと思いますが、今後若干軽くなる可能性はあるかもしれませんね!?
ちなみに、昭和24~33年の間に発行された、「五円」の文字が楷書体の硬貨は、プレミアが付いて、発行枚数の少なかった昭和32年の五円玉は、特に価値があるとか!?
持っている方は、お手入れしてピカピカにしてみてください!!ついでにご縁が舞い込むかもしれませんよ!?
子供の頃、理科の実験などで、5円玉にレモン汁をたらしたり、お酢でピカピカに磨いたことはないでしょうか??
五円玉にもある、少し緑がかったような汚れは、「真鍮」にできる緑青(ろくしょう)という錆です。錆びてしまう原因としては、触った時の指の汗や皮脂が錆びを引きおこす様です。
家具やランプなどは、そのままでもアンティークのような味のあるインテリアとして使えますが、長く使う為にはやはり錆など拭き取り、磨く事が大事な様です。
真鍮用研磨剤やスチールウール、またはクエン酸がなければ、理科の実験的にレモン汁やお酢でも代用可能で、さらにお塩があればさらに綺麗になるそうです。(注※裏面や目立たない場所で一度試してみてから、全体を磨いてください!!)
ご自宅にある「真鍮」が少し曇ってきたなぁ??と思ったら試してみてください!!
是非、「真鍮」を磨いて、数十年後の煌めきを楽しみにホテルライクなラグジュアリーさを手に入れてみては!!
○「真鍮」サインプレート
当店で扱っているカーテンは、岐阜県で創業100年以上も織られ続けている生地で作られた、国内の有名ホテルなどでも扱われている品です。
※大きなカーテン、長いカーテンも承ります!!
■「真鍮サインプレート」
■「ホテルタオル」
■「ペンダントライト」
〇カーテンの出張採寸・オーダーメイドも承っております。
〇専門スタッフがご対応させていただきますので、下記より、お気軽にお問い合わせください。
ではまた次回のメルマガでお会いしましょう!!
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