師匠は3人持て(誰かの言葉・・)
受験期が近づいてきました。高校に合格発表したら、塾を卒業するとおもってませんか?違うんですよー。この時期大手の塾はどこも、「中3から高1への継続」に躍起になってます。
「ここで勉強やめたら、せっかく頑張ってきたものがなくなってしまいます」、
「大学は二極化して、上位の大学は入りにくくなってます」、
「データから分かる通り、上位大学に合格してる生徒は高1から塾に通ってます」「キャンペーン適用期間が迫ってるので、とりあえず継続しましょう」
などなど、ありとあらゆる手法で不安を煽ってくるんですよ(僕も大手にいた時はガンガン煽って、毎年9割継続させてましたし…)
というわけで、年明け頃から塾側は必死に継続の営業をしてきます。個人ごと、教室ごとで継続率〇〇%と出されて吊し上げられるわけですから、必死になるのもわかりますが・・
しかーし!その押しに負けてはいけません。勿論、お世話になった塾だし、特に不満もないし、高校入ってからもお世話になろうかなという気持ちはよくわかります。
ただ、世の中色々な情報があるわけで、1つの情報源だけだと、どうしても見方が一辺倒になってしまいます。
極端な例ですが、新興宗教の教祖は、信者にまず家族や友人との連絡を取らせなくします。そうすることで外部からの情報をシャットアウトし、教祖の言葉しか聞けない環境にする。そうすることで、マインドコントロールしやすくするんですよね。外部の人からすると、なんで騙され続けるのかな?と思うことでも、当の本人は騙されていることに気づいていないという。それだけ、外からの情報というのは大切なんです。
まあこれは言い過ぎな例ですが。。
他にも例えば、ホリエモンは、「大学で教わることは社会では使わないから、大学に行くのは時間の無駄だ」という一方で、ひろゆきは、「高卒と大卒では生涯年収が平均で約6000万円違う。6000万円といえば、都内でそこそこのマンションが買える金額だ。だから大学に入った方が得」と言ってたりします。
まあ、どちらも間違ってはいないですよね。
要は、色々な情報を知った上で、判断するってことが大切なんだと思います。
だいぶ話がそれましたが、塾も、習い事の師匠も、卒業と共に変えるくらいがちょうど良いと思います。
プロのアスリートも、コーチを変えますよね。
東大に入る生徒も、小学生低学年時:Z会→小4〜小6時:サピックス→御三家中高時:鉄緑会(関東圏ではの話)と、塾(師匠)を変えていきます。(飽くまで一例です。別にこれがいいというわけではありません。地方から東大に入る生徒で、生まれてから塾に1度も行ったことないという人はザラです)。
そんなわけで、今の中3生は塾から継続の話を持ちかけられても、無理に継続する必要はないですよー。キャンセルもできますしね。
それよりも、目の前の受験に向けてしっかり頑張っていきましょう!
では!