
ルックバック
会社の先輩が山形の美大に行っていた時
2年上に藤本タツキがいたらしい
授業も聞かずにひたすら漫画を描いている事で有名な人だったとずっと前に教えてくれた
「描いてもなにも役に立たないのに」
衝撃的だったセリフ
絵を志した者は本当にあれくらい(山積みになったスケッチブック)描く
別にスケッチブックじゃなくてもいい
カレンダーの裏、学校からのお便り、教科書、
ノート、校庭の地面、
余白さえあればどこにでも描きたくなる
とても大切なものを思い出した気がした
だからと言って今の自分の生活が何か変わるわけではなく、生きる為に思い出しそうな大事なものも殺して、これからも今まで同様に生きるんだろうな
奇しくも今日は誕生日
ルックバックを観れてよかった
雪国で生活した人にしかわからない描写がとてもよかった、音楽もよかった
(クリエイター系サブカルの大道)
そして友を思い出して胸がギュッとなった
お前が生きたかった人生を私はもがき苦しみ生きているよ
気合いで、根性論で、胃が痛くなりながら誰にも負けねぇと
人はいつか絶対に死ぬ
嘘みたいだけど本当
どうせ死ぬなら当たって砕けるのもいいかもな
大事なもの以外はどうなってもいいとか、
ちょっと思った
もう遅いかも知れないけど
あー今頃気付いた
オレの背中を見ろとかけてるんだ
ファーー―――っく
N