天然木・オイル仕上げの仕様&各種メンテナンス方法について
今回の【The collaborative chair】は木目の質感を最大限楽しんでいただけるよう、オイル仕上げでのお届けとなります。ウレタン塗装とは違い、定期的なオイルでのメンテナンスが必要となりますが、自分だけの風合いに仕上げていく工程も、愛着がわく楽しみの一つと感じていただける方にオススメします。(特別な不具合が無い場合は1年に1回程度。)
樹種について
今回弊社で販売する椅子はレッドオーク材を採用。天然木の無垢材を使用して国内の木工所に加工をお願いしています。おとなしい見た目のブナ(ビーチ材)と比較して木の質感を感じやすい大胆な木目が特徴です。(レッドオークはオーク材の中でも木目が目立ちやすい樹種なんです。)
※オーク材の性質上、虎斑(トラフ)と呼ばれる虎の毛のような帯状の斑点模様や小さな節などが製品に含まれることがございますが、その点ご了承ください。
オカビズで撮影した肘up画像
※レッドオークについてより詳しく知りたい方はこちらをクリック⇒
http://www.jawic.or.jp/woods/sch.php?nam0=reddooku
オイル仕上げについて
保護皮膜として植物性のオイルを使用しており、木部本来がもつ自然に近い風合いや質感を生かした仕上にしています。オイル仕上げの場合、木部が水分を吸収するためシミがつきやすく、また直射日光による日焼けもしますが、使い込む程に味が出てくるのが特徴です。水分が付着した場合には、すぐに拭き取っていただくとシミを防ぐことができます。
メンテナンスには木の持つ性質を十分に理解し、使用用途に合わせた自然塗料づくりを行なっているリボス社製メンテナンス用オイルを推奨します。
無垢の木の調湿性を損なわず、木を堅く強くすることで、無垢の木を長持ちさせ、メンテナンスも簡単に施せるのが特徴です。
高濃度の有機溶剤を含みホルムアルデヒド等を大量に揮発する化学塗料が原因で引き起こされる「シックハウス」。これにより、多くの人々がアレルギー症状に苦しんでいた状況を変えたいとの願いから生まれたリボス自然健康塗料の詳細は下記のリンクをクリック⇒
お手入れの仕方
木部のお手入れは汚れ落としと磨き上げ用オイルがセットになった
こちらのケアセットをオススメします。
公式のリボスケアセット使用方法は下記PDFをご覧ください。
https://iskcorp.com/wp-content/themes/iskcorp/pdf/document/spec/588-18_SPEC.pdf
拭き上げでは落ちない汚れや輪ジミ・キズに関しては、上のPDFの使用方法に従い、サンドペーパー(240番程度)で該当面を木目に沿って研磨した後、目の細かいサンドペーパー(300~400番)で仕上磨きを行います。
水を含ませ固く絞った布で木くずを拭き取り乾燥させた後、同様にオイルの拭き上げを行います。
※拭き上げ作業に使用したウェスやハケ・新聞紙などは自然発火の原因となるため、必ず十分な水に浸した後で処分をするようにしてください。
冬場の静電気などが気になる方には蜜蠟ワックスがミックスされたビボスオイルワックスもオススメです。
※メンテナンス・オイル全般の購入先など詳細は画像をクリック⇒
楽天ショップでも同商品の取り扱いをしているショップがございます。
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