袴田巌さん「完全な無罪が実った」「長い闘いがございました」…支援団体の集会であいさつ

1966年の静岡県一家4人殺害事件で、再審無罪が確定した袴田巌さん(88)が14日、静岡市内で開かれた支援団体の集会に姉ひで子さん(91)と共に姿を見せ、「完全な無罪が実った」とあいさつした。

袴田巌さん「完全な無罪が実った」「長い闘いがございました」…支援団体の集会であいさつ

手を上げて支援者らにあいさつする袴田さん(中央)とひで子さん(右)(14日、静岡市で)

 弁護団や支援者、弁護側鑑定に協力した法医学者ら約250人が集まった。袴田さんは長期の身体拘束の影響で意思疎通が難しくなっているが、「長い闘いがございました。私もやっと、完全な無罪が実りました」と語った。

 弁護団長を務め、今年1月に82歳で亡くなった西嶋勝彦弁護士の長男一樹さん(44)も登壇し、「父に完全無罪を聞かせたかったが、巌さん、ひで子さんが元気なうちに解決できてよかった」と述べた。
ヨミドクター(読売新聞)より

こういう事件が無くなる事を期待します。


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