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ずっと「家で働きたいなぁ...」ってモヤモヤしている方に。自営型テレワーカーって何?

「家で働きたい」そう思う方はかなり多いです。
これまでの4年間、和歌山県で開催した「家で働くカレッジ」は毎回定員(80名)超え。人口が多いとはいえないこの地域で、広告宣伝もさほどせずにこれだけの人数が集まるのは、注目度の高さが伺えます。(もちろん、県が中心に機会を作ってくれている安心感もありますね。和歌山県に感謝ですね。)

「家で働きたい」という方が最初にたどり着くのが「自営型テレワーカー」という働き方。ずっともやもや「家で働きたいなぁ...」と考えちゃっている方、この記事でしっかり方向を決めちゃいましょう!

自営型テレワーカーって何?

「家で働きたい」と考えると、色々と思い浮かぶと思います。
『ブログやってみようかな、アフィリエイトっていうのもあるらしい、youtuberっていうのもあるかも...』なんて。

だけど今ひとつ、自分にはこれというものがない。テレワークで雇用されるほどの経験もない...そしてたどり着くのが誰かから発注してもらって仕事を請け負うという方法に辿り着きます。

それです。それが自営型テレワーカーという働き方です。

クラウドソーシングで受注するイメージが大きいですが、特に受発注の仕方にルールがあるわけではなく、いきなり企業から仕事を請け負っても良いのです。ですが、つながりやスキルを持っている人は少ないので、おのずとクラウドソーシングなどのプラットフォームを活用して仕事をすることになります。

自営型テレワーカーがやらねばならないこと

雇用にはなく、自営型テレワーカーがやらねばならないことは3つです。

①仕事を受注する
②一人で仕事を行う
③経理や事務などを行う

①仕事の受注

待っていても誰も仕事を振ってくれないので、自分で受注します。クラウドソーシングサイトを開けば、数多くの仕事が掲載されていて、アカウント開設から仕事の応募まですぐに行うことができます。敷居はとても低いです。しかし、継続的に仕事を受注できる人は少なく、そのほとんどが途中で挫折してしまいます。

続けていけば見えてくることもあります。まずは継続することが最低限の条件です。

②一人で仕事を行う

丁寧に指示してくれるクライアントもいれば、ほとんど指示がないクライアントもいます。「あのクライアント、ちゃんと指示してくれないから!」と上司か先輩に文句を言うようにつぶやいても何も起こりません。「それでも仕事してくれる人」は他にいっぱいいるのでしょう。あなたじゃなくてもいい、と言われたらそれでその仕事は終わりです。

上司や先輩、同僚がいない状況の中で、乗り越えて一人で仕事をしていかなければならないうことは、辛いことです。それがいい、という方もいますので、人それぞれ。

③経理や事務などを行う

主な仕事だけ、例えばライティングやデザインだけできるようになればいい、というわけではなく、経理とか事務とか法務とか、通常の企業が分担してやっていることを全て自分でやる必要があります。

税金や確定申告など経理のことを心配する方が非常に多いのですが、いきなり困ることはまずありません。やりながら身につけていけば問題ないことです。

「楽々稼げる」と思ってた...は額による

よく聞く「楽々稼げる」というのも嘘ではありません。

例えば私の夫は、もう10年ほどアンケートに答えるというタスクをずっと続けており、1年に2万円ほど稼いでいます。(私には10年それを続ける自信がなく感心します...)それくらいの額、つまりお小遣いを「稼ぐ」という意味では十分成り立ちますよね。

うちの夫のお小遣い稼ぎのアンケート回答は、平均すると3分ほどで5円だそう。つまり、時給に換算すると100円ですね。それでも夫は空いた時間をお金にできるのがありがたいと10年続けているわけです。

あなたのいう「稼ぐ」という定義が「生活を支える額(例えばアルバイトやパート相応)」となれば、話は全く別のこと、というわけです。

初心者、未経験、、、それは魔法の言葉ではありません。

ではどうしたら生活を支えるほど稼げるようになるのか。

当たり前ですが、人は「なにかしらの価値」にお金を払いますから、あなたが「価値」を提供することができれば、収入を得られると言うことになります。あなたも何かを購入するときには、その価値を検討しているはずです。

消費者の自分は価値を考えて購入しているはずなのに、仕事を提供する側になると、その考え方が頭の中から吹っ飛んでしまう人は多いのです。

「できるだけ難しくない仕事」「失敗がない仕事」を探したい。
そう言って探し出してくる仕事は、詐欺案件ばかりです。

「初心者でもできる」「未経験でもできる」という甘い言葉は、弱い心につけこもうという気持ちの表れのことがあります。そこを見極めなければなりません。

「未経験でも」「初心者でも」というからには、クライアントにそれなりの理由があるはずです。未経験だからこその意見を聞きたい、初心者だったとしてもすごく多くの人にやってもらわなければならないなど、「未経験」「初心者」の価値があって成立するものもあります。

一件ずつ見極めなければなりません。見極めるためには相手の気持ちに立って考えてみる必要があります。

また、その仕事が「自分のスキルを上げてくれるのか」「自分の経験値になるのか」ということもとても大事なポイントです。スキルや経験値が上がらなければ、あなたはずっと未経験・初心者のままです。

だから、できるだけ早く「自分の価値」がなんなのかを考え、実行する必要があります。なんの分野に特化するのか、分野の中でも自分が価値を発揮しやすい仕事はなんなのか、目の前にある案件を行いながら、自分で作り出していく必要があるのです。

難しくっても目指す価値はある

自営型テレワーカーとして生活を支えるほど稼ぐのは、簡単なことではありません。それでも多くの人が目指すのは、

・子育て中でも働きたい
・自分の時間を大事にしたい
・介護に専念したい
・自分の体調や気持ちを大事にしたい
・自分の特性を活かしたい

というような気持ちがあるからです。
努力してその働き方を手にした人は必ず「ずっとこの働き方を続けたい」と言います。

子育てだけでも大変なのに、子供が熱を出して「今日休ませてください」と毎回のように言わなければならない辛さ。
対面でのコミュニケーションが苦手なのに、毎日出社して苦手な上司と話をしなければならない辛さ。
働きたいのに体調に波があり、就職が難しいという辛さ。

他人にはわからない辛さがあります。
自営型テレワーカーという働き方は、がんばっていても自分ではどうにもできない辛さから解放してくれる可能性があります。

実際に何人も自分の働き方を得ている人がいます。
働く上での課題を乗り越えたい!そう思ったら、ぜひチャレンジを。


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