鉛筆転がしてでも分野を決めよう。クラウドソーシングで生活を支える稼ぎを得たい人がやること。
「誰でも始められます」「楽々」「家で」「自由な時間に」「好きな場所で」
クラウドソーシングや自営型テレワークを取り巻く魅惑的な言葉。
そのせいか「パソコンで行う内職」=「誰でもできる仕事」というイメージを持つ方も少なくありません。
月に数千円〜1万円程度、お小遣いが稼げればいい、という方は、クラウドソーシングのタスクもおすすめです。
しかし、パートやアルバイトと同程度以上稼ぎたいのであれば、取り組む専門分野をできるだけ早く決めることをおすすめします。
できること探しループの罠
これまでに5年「家ではたらくカレッジ」を運営し、参加者約300名のさまざまな事例を見てきました。その中でなかなか稼げる様にならない人を観察すると「できること探しループ」の罠にはまっています。
やりたい気持ちはあるのに、成長もしない、前に進まない、当然モチベーションも落ちる、という方向に進むと、抜け出すことが難しくなります。
きっぱり「自営型テレワークは無理だ」と諦め、次の道に進む方がまだましです。家で働きたい理由を持っている人は、しばらくすると再度「家で働けたら」と思うようになり、また振り出しに戻ります。
まず、マイクロタスクは可能な限り早く卒業!
誰でもできる「マイクロタスク」。TV番組をみてアンケートに答える、指定された漫画のあらすじを書く、というような簡単なタスクがあります。
クラウドソーシングを始めたばかりの方には取り組みやすいのですが、家で働くカレッジではできる限り早くタスクから卒業することを勧めています。1〜2回やれば十分です。全くやらなくても問題はありません。
パソコンの操作やインターネットの使い方がよくわからない、という方は理タスクを何回か行いながら、慣れるのは良い方法だと思います。
それでも数回〜10回程度やれば十分です。
専門分野を無理矢理でもいいので決めよう
自分がなんの分野に取り組むのか決められない人は、自分が何をしたらいいか判断するための経験が不足しています。判断基準を持っていないのに正確に決めることはできませんから、とにかく適当でも決めます。鉛筆を転がして決めるのでも構わないとさえ思います。
「何を選ぶのか」より「自分で決める」という行動が重要。
どうしても決められなければ、WEBライティングがおすすめです。
案件の依頼文をじっくり読んで自分の学ぶべきことを導き出す
自分が取り組む分野を決めたら、すぐ応募!じゃなくて。
まずは、こんな仕事ができたらいいな、と思うような案件を探してきて依頼文をじっくり読んでみましょう。できるかどうかに関わらずです。
わからない言葉や難しいことも書いてあるかもしれませんので、調べていきましょう。基本的にインターネットで十分です。
面倒だと思うでしょうか?わからないこと、難しいことに出会ったら成長のチャンスです。そして自営型テレワーカーとして自律して働くためには必須のスキルです。
クラウドソーシングができる前は部外者が知る方法さえなかった、「企業が何を発注したいと思っているか」が具体的な状態でみられるわけです。実はこんな状態はラッキーなのです。