歯の健康について(25歳頃に矯正した話)
私は現在37歳です。25歳位の時から歯の矯正治療を受けて27歳頃に終了しました。
【経緯】 子供の時から私は歯並びが悪くコンプレックスでした。所謂”叢生”と言う歯並びでした。オーラル・ケアも(今思えば)適切におこなっておらず、高校から就職する迄に歯医者に行った記憶が在りません。大学院を修了して就職し、以前から気になっていた「歯の矯正」を受けることにしました。
【費用等】 期間は2年半程だったと思います。費用はトータルで100万円を超えたと思われます。私は毎月5万円位づつ分割で支払いました。
【備考】 私の歯並びは相当悪かったので、医師から「スリーインサイザー」と言う方法を提案されました。私はその方法で治療してもらう事にしました。スリーインサイザー(lower incisor extraction)とは、下の前歯を1本抜歯してスペースを作る方法です。私は顎が小さいため歯が密集しており、十分なスペースが無かったのです。他の方法が無い訳では在りませんでしたが私はスリーインサイザーで治療してもらいました。通常4本の所が3本になる訳ですから見た目に多少違和感は有ります。矯正を始めた当時は「この方法で良かったのだろうか」と思う事も有りましたが今では良かったと思っています。
【良かった事】 100万円以上掛かりましたが矯正治療を受けて本当に良かったと今では思います。矯正を受けて歯並びは良くなっても輪郭の問題等有りますから私の場合矯正治療を受けても完璧な笑顔になることは有りませんでしたが、それでも昔程笑顔が苦痛ということが無くなり、それは心の健康にとって有益だと思います。そして矯正治療を受けて良かった事としては見た目の事よりもむしろ歯の健康意識が向上した事です。私は子供の時はオーラル・ケアの意識が低かったので、矯正を開始する前にも虫歯が見つかりましたし矯正期間中も虫歯になりました。虫歯はお金が掛かりますので予防がいちばんです。歯並びが良くなると歯の手入れが楽になるので歯の健康意識向上という点においても矯正は有効だったと思われます。
【まとめ】 私は25歳頃に歯の矯正治療を始めました。大きな決断でしたが今にして思えばやっておいて良かったと思っています。矯正して良かった事は見た目の事よりもむしろ歯の健康意識が向上したことでした。矯正は子供の時にするのがいちばんだと思いますが、子供の時にできなかった場合は大人になってからでも遅くないと思います。