鉛筆でこつこつ。
かたつむりは かたつむりとして、生きればいい。 何の心配もなく、不安もなく。 きらきらと のっそりのっそりと。 君は美しい朝露がよく似合う。 皆が言うより案外速い君は そのまま行けば 目的地にたどり着けるだろう。 もしも 君の少し先の未来に 車の轍の予感がしたなら 君は君で 私は私で それぞれの未来を行けばいいという それが愛なのだと、そう言うのだとしたら 私は 愛をエゴに変換して 君を助けるだろう。 君が嘘ばかりついて嫌がっても 私は 迫り来る未来よりもずっとずっと速く 光