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「英検1級合格のために使った5つの教材と勉強計画について」 -大学生が3ヶ月でとった話-

こんにちは、さとしです。今回は2019年の秋に取得した英検1級の勉強法とその時の勉強計画について話していこうと思います。英検は誰でも知っている有名な試験ですよね。

ここでは僕なりに
英検1級の試験に向けて大学生3ヶ月間で使った教材勉強計画表」を紹介していこうと思います。


この記事のサマリー

・継続することが重要
・単語暗記とリスニングが山(英単語暗記のポイントも)
・使った教材は5つ
・僕の勉強計画について

この記事が対象にしているレベル

・英検準1級レベルの英語力はある
・TOEICだと750-800点ぐらい
・高校レベルの文法はできる
・大学中程度の語彙数を持つ(7,500-9,000語)

合格当時の僕の状況

・大学3年生
・所属していたダンスサークルの発表すぐに控えており、毎週たくさん練習があった
・当時はインターン1つと家庭教師2つをこなす

つまり割と忙しかったということです。それでも合格した理由について説明します。

継続性が全て

まず勉強方法の説明の前に伝えてないといけないことがあります、、、
それはズバリ継続することの重要性です。

継続してコツコツ勉強する」これこそが最も重要なポイントです。英語の勉強法は継続性の塊です。大学の定期テストのように一朝一夕で身につくものではないことは肝に銘じておいてください。

・英検1級独特の難解な単語を覚えるのに相当時間がかかるのと、苦労する
・リスニング力とリーディング力をつけるための勉強に相当時間がかかる

つまり英検1級の勉強は想像以上に時間がかかり、継続した努力を要するのです。

ポイントはリスニングと英単語

次に知っておくべきことは、英検の特徴です。

英検1級を難しくしている要因として僕は「単語の難しさ」と「リスニングの難しさ」を挙げます。なので今回は単語の勉強法とリスニング中心に勉強法を紹介していこうと思っています。

英単語に関しては、このリンクより試しにテストをしてみることをお勧めします。最初は本当に「は?」ってなります笑 

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ちなみに英単語に関して、覚えておいて欲しいことは「英単語は字ズラで覚えることよりも、音で覚えることの方が良いし、覚えやすい」ということです。

リスニングに関しては、「ほかの記事で大したことない」と言われていたりしますが、僕は難しく感じました。Part3-4あたりがどうしても聞き取れないことが多く、英語そのものに慣れる必要がありました。

また「リーディング」に関しては英検準1級レベルの英語力があれば、後は慣れだと思います。量が少し増えて時間がタイトになっただけで、そこまで難しくないです。単語力を上げて、試験形式に慣れるまで過去問を解けば平気です。

単語がなかなか覚えられない!って人におすすめの方法

後述しますが、とりあえず「mikan」というアプリで勉強すれば、英検1級用単語帳のうち、7-8割程度の単語は覚えられます。ここではそれでも覚えられない人向けにちょっとした"tips"を紹介します。

成り立ちもいまいちわからないような単語が多いので、mikanでどうしても覚えられない単語は別のインプット方法で暗記する必要があります。その時に意識するのが「インパクト」です。

ここでいう「インパクト」とは脳に与える刺激が強い情報のことです。
mikanでなかなか覚えられない単語はその単語の難解さ以外に、インパクトの薄さが関係しています。つまり、学習時にさらっと読み解いてしまっているために記憶に残っていないのです。

このような単語は別の方法でより記憶に残るようにインプットしてあげる必要があります。まずお勧めなのが

・単語の和訳と一緒に付箋に書いて壁に貼る
・単語検索して、絵を見て覚える
・文章で覚える
・単語を成り立ちから確認する

です。
特に付箋に書くという動作や絵から視覚的に情報を得るといった新しいインプット法は脳へ強い信号、つまり「インパクト」を残すので覚えやすくなります。

勉強に使用した教材とその勉強法

僕が継続して利用した教材が以下になります。神に誓ってこれ以外は使ってないです。

mikan

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これは神アプリ教材です。このアプリの凄いところは最速3分で100単語を勉強できる点です。

僕自身、実は最初に単語帳で覚えようとしていました。
でも「全然進まない」→「進まないからすぐ飽きてしまう」→「やる気down」という負のループに陥りました。

そんな状況で見つけたmikanを使うことで設定した単語数を無理やり解かされます。自動で単語が変わっていくので、すぐに100単語インプットができ、5分以内に一周できるので飽きずに何度も復習することができます。

英単語勉強の最重要ポイントは「短期間に大量のインプットを」です。
つまり、できるだけ速いペースで大量の英単語をインプットすることが単語暗記の近道です。

僕は

・mikan内で英検1級用の「出る順パス単英検1級」を購入
・設定画面よりカードめくり・テストの「制限時間を3秒」に変更
・一回に学習する単語量を「200回」に変更
・1日に600単語をノルマに
・わからない単語はテキトーに選ばずスルーして、あえて間違える
・家出できるときは声にだしながら
・横断的に様々なレベル「A, B, C, 英熟語」を同時に勉強する
・週末に何度も間違えた単語を声に出しながら、何度も書く

という風にして取り組んでいました。

英検1級の単語はTOEICやIELTS、TOEFLの単語に比べると非常に覚えにくいです。

※有料会員になり、「日→英テスト」「わからないという選択肢」などの機能を受けると覚えやすくなったり、勉強効率が上がるかもしれません。

文単
mikanと並行して使っていたのが文で覚える単熟語、通称「文単」です。

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この本は英検準1級を受ける際に重宝したので、今回も利用しました。80近い文章を読みながら単語も勉強できるという優れものです。
この本の良いところは

・文章で扱っているトピックが”かなり”面白い
・単語が文章の中でどのように使われるかが理解できる
・やや短めな長文を読める
・CD付でシャドーイングの練習ができる
・2次試験の対策になる

といった点です。「文の中で単語を覚える」というオーソドックスな英単語の暗記方法を実践できる教材となっています。

僕は

・電車に乗ってる間に「10分で1つの文章を読み切る×3つ分」
・寝る前にシャドーイングと文章に含まれていた単語の確認する
(あくまで確認程度です。単語の勉強はmikanでやるので)
・週末にその週にやった文章を全部シャドーイングする

という風に取り組んでいました。

TED Talks

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まさに"This is my essentials."です。僕自身TED talksが好きで、今までたくさん見てきました。これまで500本近い動画を見てきたと思います。

TED talksはリスニングのレベルとしてはやや難しく、何言っているかわからないこともあるので、自分の好きなトピック・興味分野からどんどん攻めるべきです。前知識があると難しいスピーキングもなんとなく意味が分かるからです。僕は

・好きな分野→少し違う分野の順でたくさん見ていく
・冒頭1分で理解できない動画に出くわしたらすぐに別の動画に切り替える
・1日最低2本見る→風呂でシャドーイングする

という風に取り組みました。
こうすることで、TED talksをみる事に対して、嫌気が刺さないようになります。嫌なものを続けるほど非効率で苦痛なことはないですよね笑

Netflix

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これは好きな時に好きな分だけ見ていました。

ポイントは英語音声英語字幕です
あくまで英語をインプットすることは忘れてはいけません。

それでも勉強というより、楽しみながら英語そのものに慣れていき、吸収していくためとして捉えていいと思います。見るものは映画でもドラマでもどっちでも良いと思います。
ほかの記事でお勧めが紹介されているので、ここではそれに譲ります。

英検一級過去問題集

そして最後に愛書と呼べるほど使い倒す必要があるのが過去問です。

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過去問を解く方法は至ってシンプルです。
とにかく全てやり、復習し、何度も解くのみです。

・最初に腕試しで一回やる→コテンパンにやられる、、、はず
・単語等を一通りやり終わったら、できるだけ早めに取り組む
・英検HPで手に入る最新版は直前までとっておき、その他は全て一周する
・過去問を2周以上するのは気が引けるが、意外と効果は抜群なのでやる

時間を見つけては長文などを音読するのもポイントです。

勉強計画

これが僕が当時作った計画表です。だいたいこの通りに進めました。ただ英単語は前倒しでやった記憶があります。

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一次対策

すでに一次試験に必要な勉強法は各教材で紹介しているのでここでまとめると、僕は

・単語は早い段階にとりあえず覚え切ること
・リスニングのために毎日シャドーイングなどで音としての英語をたくさんインプットをすること
・どの教材も2周目3周目ができるように計画し、実践すること
↑これ大事。2周目以降に教材の旨味が出てきます。実力もついてきますよ

を心がけていました。
また英作文は英語ができる友達複数人に見てもらいました。添削を外部の人にやってもらうことは非常に効果的なのでここでお金をかけてプロにお願いするのもアリだと思います。僕の場合だと、書いている内容よりも文法でのミスの方が心配だったので、友達には文法チェックをするようにお願いしました。

二次対策

ほかの記事ではあまり紹介されていないですが、二次試験普通に難しかったです。本当に僕は直前まで文化祭に向けた追い込みで全然手がつけられず、直前に対策したものの当日は全然できなかったです。それでも

・汎用性の高い意見の断片(オピニオンピース)を自分で考え、それをスラスラ言えるようにした

ことがギリギリで合格した要因かと思います。自分が参考にさせていただいた記事を以下に貼っておくのでそちらを参考にしてみてください。

ちょっとした小技

あと、これは自分が実際に会場に行って感じたことですが、

面接会場が選べるときは学生が少なそうなところが良い。

と思いました。英検1級を受ける学生さんの中にははぶっ飛んで優秀な人がいる確率が高い一方で、大人の方の場合だと普通の人、もしくはただ勉強が好きなんだろうなあって人ばかりなので、自分が劣等感を抱かずにリラックスして面接に望めます。当日は待ち時間に面接の声が聞こえるので、、

僕自身、周りがハイレベルだと本番前に萎縮してしまうので、これは良かったと思いました。ちなみに僕は四谷を利用しました。

最後に

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僕は別に昔から英語がぶっちぎりでできたわけではないです。
昔の僕は中学3年の頃に英検準2級を受けて見事に散ったことがあるぐらいには英語力が普通の学生でした。

TOEICやTOEFL、IELTS等ほかの英語試験ではなく、とりあえず英検1級と受けた理由は
・英検は資格に期限がないから
・英検1級持っていたら少しは箔がつく感じがするから
です。

英検1級と合格することは簡単じゃないです。でもほかの試験と比べても英検1級は努力しただけ、合格可能性も上がるタイプの試験なので、留学行ったことのない人でも努力すれば、狙える試験だと思います。
※TOEFLとかは英語の総合力が問われるのでもっときついです。

僕自身、今後はIELTSとTOEFLをもっとやっていきたいと思っています。

この記事が皆さんに少しでも役に立てたら幸いです。
ではー平和!

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