英語を話す時は3角ロジック:自由な英語コミュニケーションを手に入れる実践tips 2 / 3

先日、
今の日本人が努力しても英語を話せないたった1つの理由|the voice of reason

という「英語を話せるフリ」を努力をするのではなく、「英語コミュニケーションに取り組もう」よ、という記事を書いたので、具体的な英語コミュニケーション力を高めるためのtipsを3回に分けてご紹介する事にしました。1発音は、口の形、舌の位置、息の出し方の3点セット
英語発音は、口の形、舌の位置、息の出し方の3点セット:自由な英語コミュニケーションを手に入れる実践tips 1 / 3|the voice of reason
2話す時は3角ロジック(3点ロジック)で
3二回言って通じなければ、表現を変える
英語を話す時に二回言って通じなければ、表現を変える:自由な英語コミュニケーションを手に入れる実践tips 3 / 3|the voice of reason

今回はその2です。ちなみに私は、大人になってからイギリス英語を話すようになったけれど、英語教師でもないし、英語教室にも通っていない自己流だから、細かい突っ込みは勘弁を。

2話す時は3角ロジック(3点ロジック)で

日本人が、外国人に英語で話しても通じない・・・というとっても自信喪失なあるあるの場面。もちろん発音や単語の選択や文法が間違っている場合もあるけれど、少なくなくない例で見かけるのが、発音や単語や文法以前に、言葉や説明が足りないという理由で、相手に何を言っているか理解されていないケース。

日本人の「当たり前」が通用しないのが「当たり前」だから、何でも3角ロジックで話す

だいたいハイコンテクスト文化どっぷりの日本人が日本語で考えた事をそのまま英語で言うと、ハイコンテクスト文化育ちではない文化の人達は、言葉や説明が足りなくて、理解できない事になるんですよ。

日本人以外の外国人と話す時は、そもそも、日本人の「当たり前」が通用しないのが「当たり前」。でも沢山話をしないと、何の「当たり前」がどう通用しないのか、それすらわからない。だから外国人と話す時は特に説明を多めに話す事は、世界中の誰にとっても「当たり前」。

そこで必要なのが、何を話すにも、3角ロジック(3点ロジック)。
(3角ロジック(3点ロジック)の説明は、ググると色々出てきます。)
3角ロジック(3点ロジック)の根拠・理由・主張
を、ワンセットで話す。慣れれば難しい話ではないです。

3角ロジックの例:相手の言葉の聞き返しも、失礼の心配なく言える

3角ロジック(3点ロジック)で話す例を、1つご紹介しましょう。

例えば、まだ英語を話す事に慣れていない時期、困るのが相手の言っている事がわからない・・・ケース。自分が言う事は、頭の中で「こう言おう!」「単語はこれでいいかな?」とか先に考えて準備できるから、まだなんとかなるんですよ。でも会話で相手の言葉を理解する方は、そうはいかない。出たところ勝負。

そこで「言っている事わからないー」状態に陥った時、Sorry, cay you repeat it again? とか1回は言える。けれど分からない時って、何回繰り返してもらってもわからない。キーの単語を知らなかったり、相手の発音のクセがわからなかったり、相手の話が早すぎてついていけなかったとか。だけれど、何度も何度もは聞き返しづらい。。。。。。。という、それはそれは心苦しく気詰まりな恐縮の場面でも、3角ロジックで、

理由;Sorry I am a beginner in English.
根拠:You speak too fast / too difficult to me.
主張:can you talk to me slowly /in easy way, please?

と言うと、相手もこちらの苦境を分かってくれて、ゆっくり/ 易しい表現で言ってくれる。しかも相手もこちらが理解力低いと理解するから、もう一度言った後に、こちらの顔色を見てこいつまだ分かってないなー、と思ったら、更にもう一度、よりゆっくり/より易しい言葉を使って言ってくれたりする。3角ロジックはパワーある。

大陸の奴らは、3角ロジックで話す

ちなみに、こんな言うのはしつこくないか・・・とか失礼じゃないか・・・とか心配する必要はないです。だいたいヨーロッパやインド人や中国人や・・・つまり大陸の人たちは、伝統的に異文化コミュニケーションに慣れているから、デフォルトでこんな感じで3角ロジックで話す。どころかさらに理由や根拠がどんどん発展して話が逸れて、マイペースでぺらぺら話す奴も少なくない。ヨーロッパの中では無口と言われるフィンランド人でさえ、結構話す。

奴らは、ナンパも3角ロジックで成功させる

奴らはナンパもこんな調子で、
主張:名前なんていうの?
根拠:君は美しい。
理由;お友達になりたい。

てやるから、つい納得してお友達になってその先に発展する日本女性が後を絶たないんだよねー。恐ろしき三角ロジックのパワー。

中上級者でも、3角ロジックは必須

ちなみに私は、もうビギナーと言える発音ではないけれど、日本にいると聞く話す能力が落ちるので、時々zoomなどで、特に癖の強いhindish やSinglish で早口で長々とまくし立てられると、辛い。そういう時は早いうちに話をさえぎってでも、
理由;Sorry, I have been away from English speaking world while,
根拠:And you know, Japanese are notorious for bad at English,
主張:could you talk a little bit slowly for me please?
とか、言っておく。

3角ロジックは、異文化コミュニケーションの基本です。


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