はてしない物語 (ナムジュン編3)
私たちは“縁”を結んでお互いの何かになったのだとその人は言う。
私たちは彼らの学校で、夢で、幸せで、翼で、宇宙で。
私たちは彼らの人生を照らす光で、
彼らの人生の、花様年華で、
「僕は、僕たちのもった修飾語のすべてを愛しています。」
そう言った彼にたくさんの修飾語を負わせた私たちは、今、彼にとって愛すべき存在のままでいるのだろうか?
なるべく多くの人を傷つけないように巧みな言葉で話したせいで、きっと本人が思っていたのとは違う解釈をされ世界にばらまかれる世の中に、それら