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投資家に必要なPESTの視点

ここ数日は自民党総裁選の話がひっきりなしに聞こえてきます。
会社で仕事をしている分にはあまり聞こえてこないですが、投資家としてはこの話について把握しておかなければなりません。

というのも、ビジネスでは有名なフレームワークであるPEST。
これは四つの注目すべき視点の頭文字を取ったものですが、このうちPが政治的要因を示しているのです。

政治的要因はビジネスに大きな影響をもたらしますから、当然政治かもこの視点を持っていなければ適切な投資を行うことができません。

そこで今日は、自民党総裁選について現状をまとめていきたいと思います。
ちなみに、日経新聞の電子版でもかなり簡潔にまとめられたものがあるので、そちらをみるとより手っ取り早いかもしれません。

河野氏、10日にも出馬表明 よくわかる自民党総裁選:日本経済新聞

日経新聞を投資に活かすことを目的に、気になった記事を取り上げていきます。
投資初心者たる私が、その記事を見て、調べ考えたことを発信していきます。
ただいま毎日更新中!

自民党総裁選はいつ?

自民党総裁選は9月17日に告示され、同月23日に投開票がなされます。

これは、自民党内部で行われるものなので、我々一般国民は投票などはできません。

しかし、今回の総裁選はどうやら世論の中で人気そうな候補が強そうな空気が出ているようです。

総裁選の後に衆議院選挙を控えていますから、それを見越して勝てる総裁を選出しようという空気があるようですね。

総裁選に出馬するのは?

現在、出馬を表明したのは、

・高市早苗 前総務相
・岸田文雄 前政調会長

の二名です。その他に

・河野太郎 規制改革相

が明日(9/10)にも出馬を表明するだろうといわれています。
また、石破茂 元幹事長も前回の総裁選に出馬しており、世論の中でも注目どの高く、候補と数えられています。

候補者の掲げる政策は?

ざっくりと私が受けた印象を述べますと

高市氏は日本の地盤を固めようとしている印象
岸田氏は財政や経済を建て直し、勢いのある日本にしようという印象

特に、高市氏は"サナエノミクス"を打ち出していますし、あえて寄せてきている部分もありますね。
岸田氏は、"令和版所得倍増"を掲げ、中間層の所得を底上げしようと考えているようです。

河野氏は、出馬を表明はしていませんが、規制改革相であることもあり、改革に力をいれるのではという見方もあります。

以下に簡単な政策のまとめを記載します。

【高市氏】
・金融緩和、財政出動、成長投資を柱とする「サナエノミクス」
・日本人の手で新しい憲法を制定
・皇位継承は今の男系男子を維持
・的吉を無力化する能力をもつための法整備
・環境エネルギー省の創設など省庁再編
・感染症でロックダウンを可能にする法整備
・基礎的財政収支の黒字化目標を凍結
(引用元;日経新聞9/9朝刊)
【岸田氏】
・小泉改革以降の新自由主義的政策を転換。成長と分配の公循環をめざす
・「令和版所得倍増」。看護師らの賃上げへ「公的価値評価検討委員会」設置
・「デジタル田園都市国家構想」で東京一極集中を是正
・経済安保の担当閣僚を新設。関連法を整備して国家戦略策定
・脱炭素目標は堅持。原発は新増設の前に再稼働を進める
(引用元;日経新聞9/9朝刊)

これに対し、河野氏がどう出るのか、そして石破氏は出馬するのかといった点が気になるところです。

このような候補者たちはおおむね本を出版しています。
石破氏は2018年に、岸田氏は昨年に、河野氏はつい先月に、高市氏は今月19日に出版の著書を持っています。
これらには各個人の思想がつまっていますから、呼んでおいて損はないと思います。

私もこれから読んでいこうと思っているので、総裁選には間に合わないだろうと思いますが、読んだらnoteに書き記したいと思っています!

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