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各国に遅れをとる日本、そして各国を先回りできるのは

ここ最近、コロナウイルス新規感染者が連日過去最高を更新しています。

感染拡大は、日本だけの問題ではなく、欧米でも起きています。各国での感染拡大とあって、経済の面での打撃は大きくなりそうです。

米欧景気、楽観論に影:日本経済新聞

日経新聞を投資に活かすことを目的に、気になった記事を取り上げていきます。
投資初心者たる私が、その記事を見て、調べ考えたことを発信していきます。
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ワクチン接種で遅れをとった日本

日本でもワクチン接種が進み、高齢者に関しては大半が二回目の接種を終えています。
現在では現役世代、若手の方にワクチンが行き届いておらず、また、感染者も増えています。

一方の欧米では、日本での接種率が20%ほどの頃に、接種率は50%程度とかなり早くにワクチン接種が広がりました。

その事もあり、経済回復への期待も強まり、株価も上昇していました。
また、景気も上向いて来ていました。

その頃日本は接種も進まずでしたので、投資マネーは日本から引き上げ海外へと向かっていきました。お陰さまで日本の株価は下落基調です。

各国に先回りできるのは…

そうしたワクチン接種の期待から来た株高、景気のよさですが、また感染が拡大してきたことによって、懸念が沸いてきています。

これはとても楽観していられなさそうだと、そう感じ始めたのです。

すると、投資マネーはやはり引き上げていきます。
ちょっと待って、日本からはもう引き上げているのでは??

そうですよね、日本からはワクチン接種の遅れですでに投資マネーは引き上げ気味です。
そこに加えて、世界的な感染拡大を受け、さらに引き上げることになってしまったのです。
各国が経験した、回復期待の高まりによる、株価の急回復を経験することなく、世界的な下落トレンドに飲み込まれていきそうです。

なんだか、末っ子のような気持ちですね。
上の兄弟が勉強していないことで、巻き添えくらって怒られるような。2,3歳上の兄弟が今できてることを、自分は今できてないことで怒られるような。
なんだか悲しくなっちゃいますね、日本。

しかし、だからこそ日本にできることがあります。
上から学ぶことです。兄弟が怒られたところをしっかりと覚えていくことです。

日本は確かに各国に遅れをとっています。
しかし、これは本当に横並びで比べるべきものなのでしょうか。
日本では、そもそもワクチンが確保できるまでに時間を要しています。開発した企業はイギリスやアメリカに位置していますから、遅れをとるのは当然とも言えます。

だとしたら、日本がスタートを切ったのは彼らと同じではないのですから、年齢の違う兄弟のように、その進み具合にあった評価をするべきだとは思わないでしょうか。

私は、日本はスタートが遅れているのは確かですが、歩みまでもが著しく遅れているのは思いません。

ですから、各国の失敗を見てからそこにたどり着ける日本こそ

各国に先回りできる

だと言ってもよいのではないでしょうか。

株価が上がるまではもう少しかかるかもしれませんが、結果的にいち早く復帰するのは、日本かも、しれません。

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