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何度でも一目惚れをしてしまう映像に出会った。

先日、INIの公式YouTubeからとんでもない映像が出た。


9月3日から4日にかけて熊本県で行われたWANIMA主催の音楽フェス『1CHANCE FESTIVAL 2022』でINIが初披露した新曲『HERO』のPVだ。その日はこの曲の配信スタートの日でPVが出るのは予想外だったのでざわつくタイムライン、、、


もう今すぐにでもここが良かったあそこが最高だと話し始めたいところですが、この曲について簡単に説明しますね。この曲はWANIMAさんがINIに提供してくれた曲で、メンバーの尾崎匠海くんが出演するドラマ『コンビニ☆ヒーローズ』の主題歌となっています。WANIMAのFUJIさんがMINI(INIのファンの愛称)だそうで、以前INIの冠ラジオ『From INI』に3人で出演されたこともあり、今回のご縁があったのだと思います(正確な情報を取りこぼしていたらすみません)。芸能界の間でも「好き」を発信する大きさをひしひしと感じますね。



それでは本題に入りたいと思います!!!行くぞ!!!



尾崎匠海、主人公すぎる。

匠海くんの主人公感、少年漫画すぎますよね。良すぎますよね。早速語彙力喪失。歌い出しは画面越しでも緊張が伝わってくるようだけど、だんだん笑顔が増えてきて伸び伸び歌ってるのが本当に良い。誇るべきキラキラアイドル。そして匠海くんの歌い出しを聴く柾哉くんの信頼しきった表情も良い。柾哉くんって本当に匠海くんの歌が好きなんだろうなあって思いました。私も好き!

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TOKYO SPEAKEASYというラジオ番組での尾崎世界観さんとの対談で、INIの曲はゴリゴリの刺激的なものが多いという話題の時に「嵐さんを始めとするいわゆるキラキラアイドルを見て育ってきたので今やっているのは想像してたのとは違うけどこれも楽しい」というようなことを言っていた匠海くん。HEROは今までのINIの楽曲よりも匠海くんのアイドル像に近い曲なのかな、などと考えたりしています。そうだと勝手に嬉しいですね。あー、匠海くんINIになってくれてありがとう。(急に)



ハンドマイクでの生歌最高!!

もうこれはこれ以上に言うことが無いのですが、本当に最高。CDTVでの地上波初披露ではヘッドセットのマイクだったのですがフェスではヘッドセットをつけながらもHEROだけハンドマイクを用意してもらえたみたいで、心の底から有難い。音響さんありがとうございました。

てか、INI歌上手すぎない?迫力というか覇気がすごい。これ推しフィルター無しにしても本当に上手いよね?と思って、歌をやっている姉にこの映像を見せたら「やっぱり普段踊りながら歌ってる人たちが歌に全振りすると体力すごいね!」と言っていて大納得。そういうことか。振り付けをつけずにあちこちステージを動き回っていたのもすごくよかったですよね。圧倒的アウェーなはずのステージを自分たちのものにしていた。ここは俺のステージ(cv.木村柾哉)。



歌ってるのは1人じゃない

いや、そりゃそうだろって話なんですけど、ここで言いたいのは「西くんってこんなにずっと歌ってるんだ⁉」ってこと。低くて力強いラップを担当する西くん。HEROを普通に聴いたらボーカル組が歌うメロディーラインがかなり目立つんですけど、例えば歌い出しの「君の傍で歌ってる」からとか1オクターブ下で西くんが歌ってるんですよね(合ってますか?)。私の耳が馬鹿なのか、イヤホンで聴かないとわかりにくいけど。M期から度々「あれ、西くんまた歌ってるな?」って思うことが多かったんですがHEROで確信しました。西くん、縁の下の力持ちすぎる。私が気づいてなかっただけでRocketeerからずっとこんなに歌ってたんですかね?誰か教えてください。

西くん以外に大夢くんのハモリも印象に残っています。なんかずー-っと大夢くんがハモってるゾーンがある。と思う。音楽に全く詳しくないので自信を持ってこういう話ができません。でも本当に、ひとつのフレーズでもずっと何人かで歌ってるんだな~11人もいるINIの強みのひとつだな~と思いました。



とにかく良い歌詞

そして、KENTAさんが書いた歌詞がとにかく良い、、、!!!私自身中高生の頃特にWANIMAが好きでよく聴いていたんですがWANIMAの楽曲の良さって底抜けに明るい曲調と歌い方に反して時々顔を出す歌詞の切なさだと思っているんですよね。的外れだったらすみません。でもそんなところに私は虜になったのです。

HEROの歌詞の中で私が一番切なさを感じたのが「時間に限りある don't you know」でした。しかも「仲間と茨の道を行く」と「全てを賭けて信じ切る My load」の間にこの歌詞が来るんですよね。芸能界・アイドル界という荒波にINIで一丸となって今までとこれからの全てを賭けて挑むという決意を私たちに示してくれるのに、「俺たちずっと一緒にアイドルやるよ!」とは言ってくれない。それが妙にリアルで切なくて、でも根拠も無く永遠を誓われるよりよっぽど誠実だと思いました。

これの他に私が好きな歌詞が「世界の真ん中はここにあって」です。俺たちが世界の真ん中だ!!ってことじゃなくて、「自分の世界の真ん中は自分だから自分の好きなようにしていいし自分に賭けていいし諦めなくていい」っていうようなニュアンスに聞こえて、何に挑戦している訳じゃないけど勝手に救われました。いやでも、INIが世界の真ん中でいいんですけどね、、



クソデカ感情まとめ

そんなこんなでこの4分2秒を通してINIに凄まじいほどのクソデカ感情を抱いてしまったのでここに吐き出していきたいと思います。我慢できずツイートしたこともあるので既視感のある文章になってしまうかもしれませんがご容赦ください。


ロックバンドが集まる野外フェスにアイドルで唯一呼ばれたということだけでも凄いのに、そのステージを初披露の曲でこんなに盛り上げてツイッターでも色々な反響があって、INIがファンではない人に認められていることが本当に本当に嬉しかったです。烏滸がましいにも程がありますがINIを好きな自分まで認められているような気がして。

INIはオーディションでできたグループなので事務所の練習生からできたようなグループと違ってオーディション前までは11個分それぞれの営みがあって、それぞれの過去があって、それが「オーディションに出る事を決めた」っていう点だけでひとつの大きな運命になっているのが本当に奇跡みたいだなって思います。ダンサーだったりサラリーマンだったり大学生だったり、路上ライブしたり配信したり文化祭で踊ったり、そういう皆の過去が全部INIとしての人生に繋がって報われているなって勝手に感じています。本人たちもそう思っているのかな。メンバーとファンの間で "報われた" "成功した" の基準というか温度に差が無いといいなと思います。

そして、私が知らない皆の過去や諦念や絶望みたいなものをひとつも零さずまるっと抱きしめたいなと感じました。絶対的にINIを肯定したい。これは自分の為でもあって、INIを肯定することでINIを好きな自分も肯定することができるから。

そしてこの場合抱きしめたいっていうのは生身の私で生身のINIを抱きしめたいってことじゃなくて、あったかくて柔らかくておおきいものに包まれていてほしいみたいな意味です。そりゃ生身の私で生身のINIを抱きしめることができてそれがINIの力や癒しになるならこれ以上に幸せなことは無いなと考えてしまうことはあるけれど、そんな有り得ない想いをいつも抱えているわけではありません。


とにかくね、INIがずっと良い環境で好きなようにアイドルができて、それがたくさんの人に届いて認められたらいいなって、感じました。



と、この数日考えていたわけなのですがなんと、年末のツアーが当たりました!!やった〜!!!本当に嬉しい。私はまた明日からなんとか生きていけます。


ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました!もしこれをMINIの方が読んでくれたり、ファンじゃないけどHEROを聴いてくれた方がいたりしたらどなたでもコメントやリプなどで感想を聞かせてくれたら嬉しいです!INI大好き!


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