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第1回「井土のこれから大会議」開催!
4月15日、東六郷コミュニティセンターの体育館に集まり、1回目となる「井土のこれから大会議」を開催しました。
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井土地区では、一昨年から「井土まちづくり推進委員会」を立ち上げ、全世帯アンケートでいただいたご意見をもとに、井土に再び住民同士で集うための場づくりを行ってきました。より具体的に、ソフトからハード整備へと地域づくりの展開を見据えるべく、「大会議」と称して集まる場を開きながら、再び住民の皆さんと集まって、自由にお話しいただいた中から次の地域づくりにつながるヒントを見出していきたいと考えて、この機会を設けました。
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当日は40名を超える住民が体育館に集結!再会を懐かしみ、思い出話に花を咲かせながらも、井土地区の現状について感じていることを素直に話していきました。
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5つのテーブルに分かれて、ざっくばらんに話した後、各テーブルでの話題を共有しました。
自然環境や風土を中心に「やっぱり井土はいいところ」という声がたくさん出た一方で、「自分たちはもう、違うところに家を建ててしまった。自分たちが『再び戻る』というのは考えにくい」という意見も多く聞かれました。「井土の良いところも含めて、自分たちの土地を次の人にどう渡していくか」というのが大きな課題です。
また、井土が故郷であるからこそ、「気軽に立ち寄れる場がほしい」という意見もありました。現状ではイベントがないと立ち寄る機会がないということで、これも「関わり続ける」ためには必要なスペースであると感じました。
「宅地跡地の草刈りが大変」という意見が出た一方で、「クリーン作戦の時に、みんなでやることもできるのでは?」という前向きな意見も出ました。よく聞く「結」の考え方が、こうした震災後の困りごとの場面でも発揮されているようでした。
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今回の議論を整理しながら、具体的なまちづくり計画を検討していきたいと考えています。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
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※記録係として一般社団法人ReRootsの皆さん、そして仙台高等専門学校総合工学科建築デザインコースの菊池義浩先生とゼミ生2名がお手伝いしていただき、大変助かりました。ありがとうございました!