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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎を観て感想

ゲゲゲの謎を観てきました。ずっと話題になっていて、かなりダークでグロいらしいという前評判のみで行ってきました。 これ、本当によくできた映画。 ずーっと飽きずに最後まで楽しめました。 私は元々ゲゲゲの鬼太郎にはまっていたとかではありません。テレビで放映されていた5期や墓場鬼太郎、ウエンツくんと大泉洋の懐かしい実写映画、朝ドラのゲゲゲの女房を観たことがあるくらいの凡そ一般的なゲゲゲの鬼太郎知識のみ持ち合わせていました。映画鑑賞にあたりこれらの作品を見返すこともなく、なんとなく

    • 君たちはどう生きるか

      ネタバレ全開。 この作品は前情報なしでの鑑賞をスタジオ側が推奨してるのでまだ観てない方はご注意を。 途中のシーンまでの箇条書き風の感想です。 また、宮崎駿監督のことを敬意を込めてぱやおと呼んでます。 感想を清書する時はちゃんとした呼び名で書き直すかも。 今までの宮崎駿作品のネタバレもあり。ご注意ください! 一言感想宮崎駿の集大成 宮崎駿の走馬灯 宮崎駿が死ぬ前に見る夢 宮崎駿の遺言 以下、☞の感想は鑑賞後に思い浮かんだものです。先の展開にも触れてます。 シーン

      • 東京心覚 初見感想〜山吹と心

        新作『ミュージカル刀剣乱舞 東京心覚』を観劇してきたのでとりとめもない概念的な(?)感想を。 歴史上の人物達の感想はほとんどなく、感じたことだけ。歴史に関する感想は色々調べてからまとめたい。 ネタバレあり。 東京にまつわる歴史の出陣をダイジェストで送りつつ(水心子の意識や記憶?が混線しているから断片的に各出陣の場面が出てくる)最後は水心子の意思で現代から過去へ順に遡っていき、歴史とは、ひいては存在とは何かを探る話だったのかな。 実際に起きていることと後世に語られる歴史

        • マレフィセント・実写化の先駆け

          ディズニー映画の実写化はここ数年間の流行近年、ディズニーは過去のアニメ作品を実写化・リブートすることが多い。 最近だと『実写 ムーラン』がコロナの影響によりディズニー・プラス配信が決定し話題になっていた。 実写化する際には過去のアニメ映画とは少し違った設定や解釈を加えることが主流となり、時に元のアニメ映画ファンから反発が出ることもたまにある。ちなみに、私は実写版・美女と野獣の最後のエンドロールが油絵だったことが今でも許せない。美女と野獣といったらステンドグラス一択でしょ!

          エボシ もう後戻りしようにもできなかった説

          ※文にもなっていない雑なメモです。 でも空前のもののけ姫ビックウェーブに乗りたい!という一心でメモ段階ですが投稿しますえへへ 登場人物や名称、関係性に間違いがあるかもしれません。幼少期から繰り返し観た作品ではありますが、今回のリバイバル上映で2回しか劇場では観ていません。色々大目に見てください。 ▼タタラ場と浅野氏との攻防の疑問と仮説裏で帝が糸を引いていたとしたら、浅野氏が留守を狙って攻めてきた時点でエボシは戻ってはいけなかった。つまり、エボシは神殺しをせざるおえなかっ

          エボシ もう後戻りしようにもできなかった説

          スティーブン・ユニバースに登場するパールという素晴らしい錯乱キャラについて聞いてくれ

          一番好きなアニメは何?と聞かれたら私はスティーブン・ユニバースと即答する。そしてこのアニメに私の心を狂わせて仕方ない錯乱キャラクターが登場する。 スティーブン・ユニバースはカートゥンネットワークオリジナルアニメである。 ▼スティーブン・ユニバースとはWikipediaより 女性のような姿になれる宝石たちのマジカルチーム「クリスタル・ジェムズ」が、美しい地球を守るべく故郷の星と戦うファンタジーミュージカルアニメ。海辺の田舎町に住む少年スティーブンの視点を通し、複雑な過去やコ

          スティーブン・ユニバースに登場するパールという素晴らしい錯乱キャラについて聞いてくれ

          トイストーリー4はウッディと私たちへのラブレター

          トイストーリー4。これは誰かの為の人生ではなく、自分自身の為に生きる道をウッディが選ぶ物語。ウッディのおもちゃからの卒業で、これはピクサーからウッディへの愛のメッセージだ。 確かに、アンディのおもちゃとして生きてきたウッディが自らの意思で子どもから離れる姿は衝撃的だった。 ただ、ボニーと一緒に遊べず、アンディを忘れられないウッディがあのままボニーの元に戻るのはウッディにとっての幸せなのだろうか。それはあくまで"おもちゃ"としての幸せであって、ウッディ自身の幸せは何なのだろう

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          アナと雪の女王2、エルサの生き様と批判点

          昨年冬公開のアナと雪の女王2が、既にDisney+で配信されている。これをきっかけに観た方も多いだろう。 私はアナと雪の女王が大好きだ。特にエルサが好きだ。ディズニーキャラの中でもトップレベルに好きだ。 自分の力をコントロールできず、妹を傷つけてしまい、文字通り扉の中で囚われて生きたエルサ。私なんか、と卑下しつつも自分の力を解放し let it go した時の華々しさと痛々しさが素晴らしかった。そして、"愛"を知ることで自分の力をコントロールできるようになる。幼少期から変わら

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          ストーリーオブマイライフ 私"と"若草物語

          先日、映画館でストーリーオブマイライフ〜わたしの若草物語〜を鑑賞した。 四姉妹がそれぞれ鮮やかに描かれており、観た人誰でも(特に女性)どこかしらに共感できる部分があるのではないか。多種多様な価値観が提示され、それを肯定してくれる。観た後に貴方らしくいていいと背中を押してくれるような、前向きな力を与えてくれる映画だ。オールタイムベストに入る。 恥ずかしながら若草物語を読んだことはないのだが、アニメ『愛の若草物語』や過去の映画を観たことがある。断片的ではあるが、キャラクター達や

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