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2024年初釜(デイ)

デイサービス恒例の「初釜」を行いました

デイサービスでは立派な「炉」があります

一年に一回、職員が大昔に習ったことを思い出しながらお点前を披露しています。
初釜には「花びら餅」 毎年厨房さんの手作りです。美味しく頂きました


花びら餅にはなぜごぼうが入っているのでしょうか?

花びら餅に関しては諸説ありますが、平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したものが由来といわれています。齢を固めるために押し鮎などの堅いものを食べて、健康と長寿を祝う行事でした。鮎は「年魚」とも書くので年始にふさわしく、お供えに用いられたと、『土佐日記』にも記されています。

この風習が、やがて鏡餅に押し鮎、ダイコンを添えた御所鏡となったようです。そしてさらに簡略化され、宮中雑煮と呼ばれた餅の中に食品を包んだものが配られるようになります。牛蒡を押し鮎に、餅と白味噌餡を雑煮に、それぞれ見立てているのです。京都のお雑煮は白味噌仕立てであることを考えれば、お雑煮と花びら餅との関係にも納得が行きますね。

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