レビュー ウォッチドッグスレギオン
■前提
・ウォッチドッグスは全シリーズプレイ済み(DLCを除く)
(1は100%クリア、2はストーリー途中まで)
・PC版でプレイ
環境:i7-6700K、RTX2070、RAM16GB
フルHD、レイトレーシング設定は中でプレイ
⇒だいたい30~40FPSでした。
・プレイ時間16時間、おそらくメインストーリー中盤くらいでのレビュー
■総評
悪い意味で期待通り。綺麗なグラフィックと面白そうなシステムの皮を被った凡作。
プレイ途中に抱いた印象は、最後まで変わることがなかった。
バグ多すぎ。
◎良かったところ
・様々な特徴のキャラを扱える。
見つかっていても無理やりテイクダウンできたり、ドローンを呼び出せたり、NPCを仲間にできたり。
路上パフォーマンスで追手から隠れたりもできる(らしい。試してはない)。
・ロンドンの町を高精度で再現している。
行ったことないけど、現地にいる人のインタビューを読んだ限りではかなり再現されているそう。
・2よりは感情移入しやすいストーリー。
わかりやすい悪役に抑圧される市民とデッドセックの復讐。
サブミッションのステゴロアリーナも最高に頭悪くて良かった。
・レイトレーシング中でもかなり綺麗。
・服がたくさんあるのでキャラを着せ替えたい人は楽しい。
・目的地を設定すればオートドライブができる。
速度は遅いが、休憩したい際には便利。
×気になるところ
・シリーズ経験者にとっては難易度が低い。
スパイダーボット&貨物ドローンが便利すぎるため、縛ったほうが良いかもしれない。
ただし、収集要素を取得するのにスパイダーボット必須の場面もあるので持ち歩かないと不便。
また、陽動や電気ショックにクールダウンができたが、それでも簡単すぎる。
見つかった際の逃走も簡単。
・どこまで行っても画一的なレベルデザインとミッションデザイン。
メインミッション、採用ミッション、解放ミッション…などいろいろミッションがあるが、
やることは潜入して何かをダウンロードするかハッキングするか無力化するか。
潜入先はかなりの数があるが、建物の構造は違えども大まかなデザインは同じなため、真新しさがない。
1のようにカーチェイスや輸送妨害が欲しかった。
・バグが多い。
16時間プレイ時点でエラー落ち×3、ミッション進行不可×5、メインメニューに戻れない×3。
エラー落ちの際に、採用したレアキャラが消えた……。
・UBIおなじみのクソ字幕。
改行の位置がおかしい、タイミングがおかしい、そもそも内容が合ってない。
内部でフィードバックが上がっていないはずはないと思うが、なぜ改善しないのだろう?
・服はたくさん買えるが、わざわざ店に赴かないといけない。
しかも店によって品ぞろえが違うため面倒。
現実でも、店舗で服なんて2年くらい買ってませんが……。ここだけ時代逆行。
(個人的な意見、重箱の隅をつつく指摘)
・デッドセックは体制側から見たらただのテロリストだが、相変わらずのデッドセック礼賛。
・サッカーファンとしては、折角のロンドンなのでもっとサッカーを絡めてほしかった。
現状、キャラの属性にフーリガンがいる程度。
・キャラ採用時のやりとりがテンプレ。
元々関係性がある人物同士の場合でも、初対面のような反応をされる。
・AR再現って何だったの?街中に全然監視カメラないし意味なくない?