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枠をつくることで、枠からでられる。
下書きを整理していたら、1年以上前の未公開記事を見つけたのでそのまま公開します。
以下の記事をみて無印の4コマノートなるものに興味をもった。
4コマノートとは、ノートの罫線として4コマの枠が引かれているものだ。
ぼくはやることリストに「無印で4コマノートを買う」と書き、1ヶ月ほど寝かせて、つい先日購入した。
しかし、ぼくはipadで手書きすることに慣れているので、どうしても綺麗なノートを稚拙な字で汚してしまうことに抵抗を感じ、結局子どもにプレゼントした。
うちの子は、さっそく漫画の執筆にとりかかり、あっというまに壮大な戦闘漫画を描き上げていった。
そして気がつくと4コマのコマをつなげてカードまで作りだしたのだ。
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枠がクリエイティブを作る
大袈裟かもしれないが、ぼくはここにクリエイティブの本質、いや人生の本質のようなものを感じた。
ただ白紙のノートを目の前にしても、きっとゴーストヒューマ(ン)は生まれなかっただろう。
4コマの枠があることで、枠をつなげるというメタな発想が生まれる。
そして、そのつなげた枠でカードをつくるという発想の連鎖が生まれた。
ということは、クリエイティブの最大の難所は、はじめの「枠」をつくることなのではないだろうかと思う。
枠をつくることがクリエイティブの本質であり、それは人生のあらゆる場面に応用できるかもしれない。
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