ギャグ小説 二次創作 アンジェ
ちょっとギャグ小説について、考えてみた……。(’笑)
ギャグ小説は難しいとはよく聞く。
「小説でギャグ分野が少ない」のは、「小説はギャグに向いてない」からだと思う。
・文で表現すると、テンポが遅くなりやすい。ゲーム、マンガ、アニメなら視覚で一瞬で入る情報が、文章だと文字数分かかる。
・文字書きの人は、文を書きたがる傾向。それをできるだけ軽く、シンプルに・・ようするに文章を削る、最低限にしないといけない。
同人サークル時代に、二次創作でギャグを得意としてたのは、あまっちさん、セイ子さん。今、見ても笑ってしまう。
二次創作と一次創作(オリジナル)はまた違うとは思うけれど、ふと思い出したのは、それら。
ギャグにも種類があって、あまっちさんは暴走的・破壊的なギャグで先入観のすべてを破壊していくようなタイプ。
↓ あまっちさんのアンジェ2のギャグ小説。二次創作
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ゴクッ!・・全員が息をのんだ。すくっとレイチェルが立ち上がった。
ゴ「だめよッ!レイチェルッ!」
レ「ゴレット・・・アーンタは女王になったんじゃないのッ。大事な体だよッ!守護聖様がたも必要な存在だし・・。他にだれかやるの?命をかけられるのはワタシしかいないッ!そりゃ、ヤダけど、仕方ないじゃない。
・・・我が生涯に一点の悔いありィィィーーーーッ!!!」
レイチェルはバケモノめがけて走り出したッ!
※バケモノとは育成したコの名前です。
当時は、文・あまっちさん、絵・山下あたらさんでコンビになってました。(笑)二人ともJOJO好き。JOJO本を出したこともありました。あまっちさんタイプのギャグは絵が上手いとダメで、ヘタウマな感じというか、マッチした印象のある絵が一番しっくりきます。
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セイ子さんはツッコミが絶妙なタイプ。繊細さを感じるというか。
FFのヴァンの話で、彼女なりの「プレイ日記」のようなのを書いていて、「そんな俺は、ネズミ捕りに夢中♪」と一話だったかな・・のラストに入れたり。アンジェリークのレクイエムのギャグも面白かった。
↓ セイ子さんのレクイエムギャグ小説。二次創作。
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我は皇帝、レヴィアス・ラグナ・アルヴィース。
・・ふっ、この華麗な名前を間違えずに言えるか?・・なに?レビアスだと?
ビじゃない、ヴィだっ!!ヴィが2こもあるのだぞっっ!
言えるようになるまで練習してこいっ!それまでおれの前に現れるなっ!
・・・くそうっ、酒場の連中と同じく、おれをバカにしやがって・・。
だからやってやるっ!そう、復讐だっ!
・・もとい、おれはほのかに平凡な名前に憧れていた。そう、たとえばアリオスなんていい名前じゃないかっ。
だれも間違えなさそうな・・。そう、別の人間になってみたい。
名前なんか読み間違えられない、普通の人間に・・。
当時、挿絵を描いて頂いたゆいさんの絵が可愛いくて上手です。
カワイイ絵柄のギャグって良いよね♪
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すっごい面白かったんだよね~!
HPに載せてた時期もあるけど。今は下げてます。
懐かしくなってきたので、またいつか載せるかもしれません。(笑)