猫の扁平上皮がんを徹底解説します
OP
みなさん。こんにちは。
今回は「扁平上皮がん」について解説していきたいと思います。
最初から申し上げますが、扁平上皮がんは、いろいろな所にできます。
この記事を見れば、扁平上皮がんのことがよく分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
扁平上皮がんとは
ではまず、扁平上皮がんとはなんぞやというところから、お話ししていきます。
扁平上皮がんとは、扁平上皮細胞という細胞ががん化し、増殖する悪性腫瘍です。
できる場所
できる場所は様々で、口や皮膚が多いです。
健康診断等をしていれば、早期発見・早期治療につながることもあります。
やはり、健康診断は大事ですね。
皮膚型
皮膚にできる扁平上皮がんは、耳介、指先等にできます。
先生や病院にもよるのですが、手術を強く勧めてくることもあります。
あとで解説する、口にできる扁平上皮がんは、下あごを取るのが(怖っ)一般的な手術方法だそうです。
口型
読んで字のごとく、口にもできることがあります。
しかも、口の中にできるがんの半分が扁平上皮がんだそうです。
口の粘膜にできる場合は、ひどいケースだと骨を破壊することもあります。
また、舌にもできる場合があります。
この場合、下あごを取るそうですね。
原因
扁平上皮がんの原因はよくわかっていませんが、ある研究では、猫のいる部屋でタバコを吸うと、扁平上皮がんやリンパ腫のリスクが上がるという報告もあります。
紫外線でなることもあり、白猫や白が入った猫にも多いようです。
ただ、白猫は可愛いですし、猫はひなたぼっこが大好きなので、やっかい?なところですね。
症状
ではここからは、大事な症状を解説します。
皮膚型・口型を混ぜたランキングであることはご承知おきください。
第8位~第5位
扁平上皮がんのサイン、第8位は「皮膚・粘膜の変化」です。
ここは何かがおかしいに関係することですね。
説明の必要はないと思います。
扁平上皮がんのサイン、第7位は「かさぶたが治らない」です。
これは皮膚型の代表例です。
かさぶたができたのに、なかなか治らない場合は、かさぶたではなく扁平上皮がんの可能性もあります。
気になったら動物病院へ行きましょう。
扁平上皮がんのサイン、第6位は「食べるスピードが遅い」です。
口や舌にできる場合の代表例です。
舌等に変化があり、食べにくそうにしている場合が多いです。
扁平上皮がんのサイン、第5位は「ドライフードが食べれない」です。
これは6位の「食べるスピードが遅い」と同じですね。
逆に、ウエットフードなら食べれる場合もあるようです。
重症化すると、ウエットフードをさらに柔らかくしないと、食べれないこともあります。
第4位~第1位
扁平上皮がんのサイン、第4位は「よだれが出る」です。
これも代表例です。
気になったら動物病院へ行きましょう。
扁平上皮がんのサイン、第3位は「出血」です。
ここからはだいぶヤバくなった状態です。
舌にできた場合、なんとかしてフードを噛もうとすることがあるので、それで出血することもあります。
扁平上皮がんのサイン、第2位は「口臭」です。
気づいたら動物病院へGOしましょう。
扁平上皮がんのサイン、第1位は「何かがおかしい」です。
ふわっとしていますが、一番大事な感覚です。
何かがおかしいということは、飼い主さんにしか分からないことです。
「なんか食欲がなさそう」
「よだれが止まらない」等々…
こういうことは大事なので、何かがおかしいに気づいたら早めに動物病院へ行きましょう。
予防法
予防法は、完全室内飼育にすることです。
先ほども言ったとおり、紫外線でのリスクが上がるので、外猫だと、1日の半分を外出することになります。
ここで、がんができてしまうかもしれない、ということですね。
もっと詳しく知りたい方は過去の記事、「愛猫を外猫にするデメリットを解説」をご覧ください。
ED
以上、扁平上皮がんについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
なんだかよく分からない説明になってしまいましたが、参考になりましたでしょうか。
この情報はお役に立つのかな。
それではまとめです。
まとめ
〈基本情報〉
扁平上皮がんとは、扁平上皮細胞が腫瘍化したもの
いろいろな場所にできる
〈サイン〉
第8位 皮膚・粘膜の変化
第7位 かさぶたが治らない
第6位 食べるスピードが遅い
第5位 ドライフードが食べれない
第4位 よだれが止まらない
第3位 出血
第2位 口臭
第1位 何かがおかしい
〈予防法〉
完全室内飼育にする
それではまた次の記事をお楽しみにしてくれるかな。
※見出し画像は、https://www.anicom-sompo.coから引用した写真に、文字をつけさせていただきました。
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