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転職体験日記#1 「転職する前に知っておきたい5つの事」2/5

転職を考えるにあたり「知っておけばよかった!」と私が実際に思ったことがまとめました。
今から転職をしようと迷っている人、転職活動中で転職についての情報を集めている人などの参考になれば幸いです。

また、書いている途中で記事が長くなってしまったので今回はその1としています。


①自己分析と転職の軸

まず、転職を考えるにあたり重要なことは自己分析をして転職の軸を決めることです。「自己分析ってよく聞くけどなんぞ?」というそこの貴方。安心してください。私も初めはよくわからなかった上に必要あるの?と思ってました。

自己分析とは、簡単に言えばこれまでの経験を振り返って自分の強みや大切にしている価値観を理解し言語化することです。これにより、自分の適職ややりたい事、なりたいビジョンを見つけていくことができます。
転職したい理由も言語化できるとなお良いです。
なぜなら転職理由は面接で絶対に聞かれるので、最初に「なぜ転職したいのか、何が問題なのか」を考えて自身を見つめ直すと後々に繋がります。

例えば、私の強みは「作業の効率化による処理能力の高さと計画性」
大切にしている価値観は「メリハリ」でした。

  • CADオペレーターをしていた時、設備図面を描いていた私は不確定要素や現時点ではどうしようもない部分は細かく考えずピックアップだけして、確定している部分は詳細に描いていた。それが終わると、わからない部分でいつまでも悩まず質問をまとめて先輩や上司にアドバイスを求めにいっていた。

  • その結果、私は作図スピードが早く自分の作業分を終えた後に他の人のヘルプにまわることで結果的に全体の作業効率を上げることができ、上司に評価されていた。

  • また、推し活が生き甲斐なので休日の日数や残業時間、有給の取得のしやすさなどのメリハリのある働きやすさは重視。

  • 転職理由は、コロナ禍で業績悪化した企業が社員に払う予定だった賞与を使って不正会計をしたからです。その影響で従業員の賞与は1/4になりました。その結果、「この企業やばい!将来不安すぎる!!」と転職を決意。

ビジョンがはっきりしたら、それを叶えるために何にこだわって転職活動していくかの軸を決めていきます。
年齢が上がっていくほどにこの自己分析は転職活動に必要になっていきます。
なぜなら企業は転職者の経験はもちろんのことキャリアビジョンや強み、価値観を重要視しているからです。「この人はうちとピッタリ!将来的な活躍も期待できる」と思う人を企業は採用したいのです。

自己分析は、応募書類の自己PRを書くことにも役立ちますし面接でよく聞かれる「貴方の強みは?」「貴方は何を軸に転職活動していますか?」などの質問にも迷わず答えられるようになるのでやっておいて損はないです。

では、自己分析ってどうやればいいの?という話ですが、方法はたくさんあります。
私の場合は、自分史を作成したり、なぜ?を繰り返したりモチベーショングラフを作成したりしました。

自己分析の仕方は人によるので「自己分析 やり方」で検索して自分に合いそうなものを探してみてください。
もし、それでもどうすればわからない場合は、後述する転職エージェントやハローワークに相談して自己分析を手伝ってもらうといいと思います。
自己分析は、自分一人で行うとどうしても主観的になってしまうことがあるので第三者の目線から客観的に一緒に分析してもらうことが新たな気づきに繋がることもあります。

またその結果、「自分が抱えている問題的に転職は今じゃない」と思うこともあるかもしれませんので、まずは自己分析をしてみてください。

②転職が上手くいく人の特徴

これは私が受けた転職の無料相談でキャリアのプロに教えてもらったことですが、なるほど確かに!と納得しました。上手くいく人の特徴は四つあります。
それは以下の四つです。

  1. すぐにエージェント、ハローワーク、求人に飛びつかない人

  2. 自分一人で自己分析をしない人

  3. 言ってること、やってること、思っていることが一致している人

  4. 自分で決めることができる人

すぐにエージェント、ハローワーク、求人に飛びつかない人

これは、そのままの意味です。すぐにエージェントやハローワークに頼って転職相談すると自分の思っている理想には辿り着けない可能性が高いです。
なぜなら、エージェントやハローワークは相談者を就業させることが目的なので、相談者の意向そっちのけで内定を取りやすい企業をすすめてくることが多いからです。

これは、エージェントの仕組みが関係しています。エージェントは、求職者を企業に紹介し紹介した人が企業に内定したときに転職者の年収の何割かをエージェントに支払う仕組みになっています。
例えば、契約年収が400万円だとしましょう。大手エージェントは35%を企業から貰う契約になっているのでこの場合、140万円が企業からエージェントに支払われます。

なので、エージェントとしては転職者の意向よりもいかに内定を出させいかに報酬をもらうかに注力するのです。特に、社会人経験の浅い年収が多く見込めない人ほど、転職難易度の低い工場のライン作業や派遣会社を紹介されることが多いです。

私の最初の転職の時はこの仕組みを理解しておらず、希望と全然違う求人を紹介されたり、迷ってたりしていると「そんなに迷ってたら転職できるのはまだまだ先になりますよ」などと焦らせるようなことを言われ転職に失敗しました。

なので、エージェントの言うことは言葉半分に聞き自己分析した自分の転職の軸に沿って活動することが成功への道だと思います。
ただし、エージェントは完全に敵というわけでもないので、応募書類の添削や面接指導などうまく頼っていくといいです。

自分一人で自己分析をしない人

先に述べたように、自己分析は転職するにあたりとても大切です。「ただ今の職場が嫌だから転職したい」という気持ちを抱えていたとして、それはなぜか。何が嫌なのか。を徹底的に分析して言語化することは後々面接でも役立ちます。
ただ、自分一人でやるとどうしても多角的な視点から見られないことが多いです。

私の場合、自分史を作成した後自分を「広く浅くな人間だ」と分析しましたが、他の人は「狭く深くな人間だ」と分析しました。自己分析に正解はありませんが、まさか正反対な意見が出るとは思っておらず驚きました。
しかし、分析の根拠を聞いてみると「確かにその面もある」と納得でき新たな気づきが得られました。

ですので、自己分析をする場合はできるだけ第三者と一緒にやるとより新たな気づきが得られると思います。

言ってること、やってること、思っていることが一致している人

これは、身口意の法則ともいい、自分の言動と考えが一致している人ほど理想の自分を実現できる、という考えです。
身口意の法則で検索すると書籍に考え方やそこに至るまでの過程など詳しく載っているので一読してみると大変勉強になります。

自分で決めることができる人

そのままの意味です。人に「こうした方がいいんじゃない?」「あなたにはこれが向いているよ」と言われたとしても、最後に選択するのは自分です。
もしこれが、「やりたいことが特にないから言われたとおりにそうした」となるとその後に辛いことや失敗したなと思うことがあった時に他人のせいにしてしまいます。
なので、人に言われたとこは全てアドバイスとして受け止めて、その上で自分がどうしたいのかを考えて決めることが大切です。

最後に

長くなってしまうので今回はここまでにしておきます。
次回は知っておくべきこと3〜5の応募書類、社会保険、退職に関する就業規則について記事を書いていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます!
少しでも参考になりましたら幸いです^ ^


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