1級FP技能士と相性抜群!ダブルライセンスおすすめ資格ベスト6
1級FP技能士(FP1級)を取得したら、それを活かして「ダブルライセンス」でさらなる市場価値アップを狙いたいですよね?
FP1級受験を通して毎日の勉強習慣と、複数分野でのプロフェッショナルな知識を身につけられたはずです。
FP1級と試験範囲が重なる資格を選べば、学習の効率をあげられますし、逆に違った分野を学習することで新しいスキルを習得することも可能!私も次に何を勉強しようかすごく悩みました!
今回は、FP1級と相性の良い資格を「試験範囲の重複」や「学習時間の短縮効果」の観点から厳選して6つご紹介します。
第1位:社会保険労務士(社労士)
試験範囲の重複:年金・社会保険・労務管理
社労士試験では、公的年金・社会保険・労働法が試験範囲に含まれます。これらは、FP1級の「ライフプランニングと資金計画」の分野と大きく重なるため、すでにFPの勉強をしている人なら社労士試験の学習負担を大幅に減らすことができます。
学習時間の短縮効果:★★★★★
✅ 年金・社会保険の基礎はFP1級の知識でカバー可能
✅ FP1級で学んだ法制度の知識を社労士試験に活かせる
✅ 労働法などFPでは扱わない分野の学習に集中できる
FPとの組み合わせメリット
✅ 企業の人事・労務コンサルティングが可能になる
✅ 顧問契約で安定収益を狙える
✅ 年金相談のプロフェッショナルとしての信頼度が増す
✅ともに転職に強い資格のため、ダブルライセンスで転職市場での価値が向上を狙える
おすすめ度:★★★★★
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第2位:中小企業診断士
試験範囲の重複:財務・会計、企業法務
中小企業診断士試験には「財務・会計」や「経済学・経済政策」、「企業法務」といった科目があり、これらはFP1級の「金融資産運用」「リスク管理」「タックスプランニング」と共通点が多いです。
とはいえ、私の印象としては試験範囲の重複は少ないです。しかしその分、FP1級×中小企業診断士によって、お金に関するほぼ全ての分野を網羅できるため、ダブルライセンスによって金融のプロフェッショナルになれるでしょう!
難易度は高めですが、キャリアアップを目指す方にとっては最高の組み合わせです!
学習時間の短縮効果:★★★★☆
✅ 財務・会計の基礎はFP1級の知識でカバー可能
✅ FP1級で学んだ税金の知識が企業法務の理解に役立つ
FPとの組み合わせメリット
✅ 企業経営者・個人事業主向けのコンサルティングが可能
✅お金や経営に関するほぼ全分野を網羅できる
✅ 事業承継・M&Aのアドバイスができるようになる
✅ 独立・開業を目指す人にもおすすめ
おすすめ度:★★★★☆
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第3位:簿記2級
試験範囲の重複:財務・会計、キャッシュフロー分析
FP1級では「財務諸表の読み方」や「キャッシュフロー分析」を学びますが、簿記2級を取得すれば、さらに深く財務会計の知識を習得できます。
銀行員目線で言うと、FPでは体系的な部分や財務分析を学び、簿記の学習によって、より細部の『お金の流れ』が把握できる印象です。財務のプロとしての知見を深められます。
学習時間の短縮効果:★★★★☆
✅ 財務諸表分析の基礎はFP1級で学習済み
✅ 簿記の学習を通じて、FPのコンサルティングスキルが向上
FPとの組み合わせメリット
✅ 企業財務の理解が深まり、法人向けアドバイスができる
✅ 事業承継や経営分析に強くなる
✅ 会計事務所や税理士との連携がスムーズになる
おすすめ度:★★★★☆
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第4位:DCプランナー1級
試験範囲の重複:年金・投資理論・ライフプランニング
FP1級では確定拠出年金(DC)やiDeCoの基礎知識を学びますが、DCプランナー1級を取得すれば、より詳細な制度設計や運用戦略を習得できます。
国をあげてiDeCoなどを推奨しており、業界としても追い風です。DCプランナーを本職にする1級FP技能士も多く、実際の現場で役に立つ具体的な知識を身につけられますよ!
学習時間の短縮効果:★★★★☆
✅ 確定拠出年金制度の基本はFP1級で学習済み
✅ 年金・社会保険の知識がそのまま活かせる
FPとの組み合わせメリット
✅ 企業の退職金制度設計のコンサルが可能
✅ 老後資産形成の専門家としての地位を確立できる
✅ 金融機関や企業の福利厚生担当者との仕事に役立つ
おすすめ度:★★★★☆
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第5位:証券アナリスト
試験範囲の重複:投資理論・財務分析・経済学
FPが『お金のプロ』なのに対して証券アナリストは『投資のプロ』という印象です。
FP1級の「金融資産運用」では投資の基本を学びますが、証券アナリスト資格を取得すれば、より専門的な投資分析が可能になります。
学習時間の短縮効果:★★★☆☆
✅ 投資理論の基礎はFP1級でカバー済み
✅ 企業分析やマーケット分析のスキルが強化できる
FPとの組み合わせメリット
✅ より高度な投資アドバイスが可能
✅ 富裕層向けのコンサルティングに強くなる
✅ 金融機関でのキャリアアップに有利
おすすめ度:★★★★☆
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第6位:宅地建物取引士(宅建士)
試験範囲の重複:不動産・税金・民法
FP1級の「不動産運用設計」では、不動産投資や住宅ローンの基礎を学びます。宅建士を取得すれば、不動産取引の専門知識が身につき、より実務的なアドバイスが可能になります。
また、不動産業界ではFP資格保有者が多く、銀行では宅建士保有者が多いことからもわかるように、金融業界でも不動産業界でもこのダブルライセンスは重宝されますよ!
FP1級でも不動産分野は深く学習するため、勉強時間は大幅に短縮できます。その分、学習内容的には不動産分野は1級FP技能士の知識で十分と考える方もいるでしょう!
学習時間の短縮効果:★★★★☆
✅ 不動産・税制の基礎はFP1級で学習済み
✅ 民法の知識が共通しているため、学習負担が軽減
FPとの組み合わせメリット
✅ 不動産投資や住宅ローン相談の説得力が増す
✅ 不動産業界との連携がスムーズになる
✅ 独立・開業する際の武器になる
おすすめ度:★★★☆☆
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まとめ:FP1級と相性の良い資格ランキング
1位 社会保険労務士
2位 中小企業診断士
3位 簿記2級
4位 DCプランナー1級
5位 証券アナリスト
6位 宅建士
ダブルライセンスを活用して、FP1級の価値を最大限に高めましょう!
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