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FP1級を受験するあなたへ/選ぶべき問題集について


1級FP(ファイナンシャルプランナー)技能士の学科試験は、合格率が低く難易度も非常に高いことで知られています。

そのため、適切な教材選びと効率的な勉強方法が合否を分ける大きなポイントとなります。

この記事では、合格に向けて効果的な問題集の選び方や勉強のコツについてお話しします!

『無駄な勉強をしたくない』あなた!
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!



1.FP1級学科試験の特徴を理解しよう


まずは、FP1級の学科試験について簡単におさらいしましょう。

試験は
「タックスプランニング」「リスク管理」「不動産運用設計」など、幅広い分野にわたります。

これらの内容を体系的に理解することが求められるため、試験範囲が非常に『広く深い』のが特徴です。

さらに、学科試験は「基礎編(多肢選択式)」と「応用編(記述式)」の2部構成となっており、どちらも一定の知識と深い理解が求められます。

そのため、単なる暗記ではなく、実践的な理解が必要です。


2.選ぶべき問題集のポイント


FP1級の試験対策において、問題集選びは最も重要な要素だと思います。

実際私も、テキストというよりは問題集を通して知識をインプットしました。

書店では多くの問題集が市販されており、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、選ぶべき問題集のポイントを3つに絞って紹介します。

①最新の試験傾向に対応している


FP試験は、毎年の法改正や経済状況の変化に伴い、出題範囲や内容が変わります。

そのため、問題集は必ず最新年度版を選ぶことが重要です。

制度変更を把握していないために、大問一つ飛ばしてしまっては、とても合格なんてできません。


特に税制改正や金融商品に関する新しいルールが反映されている問題集を選びましょう。

②基礎から応用まで網羅されているもの

FP1級は難易度が高いため、基礎知識を固めた上で応用力を鍛える必要があります。

基礎的な知識から応用力を要する問題まで網羅した問題集を選ぶことで、効率的に学習を進めることができます。

特に、選択式の問題だけでなく、記述式の問題にも取り組むことで、深い理解が得られます。

難易度の高すぎるものを選ぶと、理解が追いつかずに学習自体がストレスになってしまうかもしれません。(私はこのパターンでした…)

まずは簡単なものから少しずつ慣れていくと良いでしょう!


③解説が充実しているもの


問題集を選ぶ際、解説の充実度も重要です。

最初のうちは、解ける問題がほぼないため『問題を読む→即解説』になります。

解説が簡単すぎたり、逆に難しすぎたりすると、理解が進みません。

丁寧な解説がついている問題集を選ぶことで、自分が間違えた理由や、なぜその答えになるのかをしっかりと理解できます。

3.おすすめの問題集


ここでは、実際にFP1級受験者の間で評判の良い問題集を2つ紹介します。

①2023-2024 1級FP技能士(学科)対策問題集

この問題集は、最新の試験傾向に基づいた模擬問題が豊富に掲載されています。

基礎編は問題の直下に回答があり、とても勉強しやすい構造です。解説も適切で、無駄な記載がありません。

応用編も試験に出る全てのパターンが網羅されており、この問題集に載っている問題を迷わず解けるようになれば、試験本番で困ることはないと思います!

FP1級の学科は応用編でいかに点数を稼ぐかがカギになるため、繰り返し解いて完璧にしておいて下さい。


②『みんなが欲しかった!FPの問題集1級2024-2025』

フルカラーで見やすい構造になっているため、ストレス少なく学習に臨むことができます。

本書に収載した問題はすべて本試験問題から、重要かつ頻出の問題を厳選し、学習しやすい順に並べています。

法改正やルール変更が反映された解説も付いているため、最新情報を押さえることができます。


4.効率的な勉強法


問題集を効果的に活用するための勉強法も合わせて紹介します。

①スケジュールを立てる

FP1級は範囲が広いため、スケジュールを立てて計画的に勉強を進めることが重要です。

特に、毎日の勉強時間を確保し、分野ごとに区切って学習すると効率が上がります。

勉強時間を記録して、使用したノートを貯めていくと、あとで見返したときに『こんなに頑張った!』という自信にもなりますよ!

②間違えた問題を復習する


問題を解いて間違えた箇所をそのままにしておくと、同じミスを繰り返す可能性が高くなります。

間違えた問題は必ず次の日までに復習し、解説を読み込むことで理解を深めましょう。

③応用編の記述式問題に慣れる

応用編できるだけ多くの記述式問題を解き、パターンを覚える必要があります。

本番では、一問につき『王道のパターン+2〜3個のひっかけ』という具合で問題が出題されるため、『王道パターン』は確実にこなせるようにしておきましょう。

まとめ


FP1級学科試験は非常に難易度が高いため、適切な問題集を選び、効率的な勉強を進めることが合格への近道です。

最新の試験傾向に対応した問題集を選び、基礎から応用まで幅広く学習を進めましょう。

そして、しっかりとスケジュールを立て、間違えた問題の復習と記述式問題の対策に力を入れてください。

合格までの道のりは決して簡単ではありませんが、しっかりとした準備を行えば必ず目標を達成できます。頑張ってください!

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