好きな小説家について語らせて欲しい
好きな小説家は「レーエンデ国物語」で有名な
多崎礼先生です。
多崎先生の本と出会ったのは去年、表紙が綺麗という単純な理由から興味を持ち試し読み→購入というざっくりとした流れ。
先日単行本として新しく出版された「夢の上」が読み終わって、改めて感じたことは
「幻想的な世界を美しい文章で表す天才」
ということ。
まるで川のせせらぎのような、穏やかで静かに下流へと流れる姿を表したかのよう。
そして森の奥深くで誰にも語られない、本当の歴史の真実を知らされているよう。
読んでいると温かいもので包まれているような優しい感覚になります。なんかあれです。
母性みたいな優しい感じです(語彙力)
たまにレーエンデ国物語の公式サイトが見たくて「レーエンデ国物語」って検索すると「つまらない」が横についてきます。
「つまらなくないやろ!!!!!!アホちゃうか!!!!!!!!!!」
と殴り掛かりたくなる衝動に駆られます。
むしろ椅子に座らせて
「何が面白くないのか言ってみ?」
と詰問したいです。
でもそう言いたくなる気持ちも分からなくないんですよ。
結構多崎先生の作品って世界観ドーン!から始まるし、何なら知ってて当然だよね?と言わんばかりの国の名産品や〇〇大陸、〇〇国、〇〇教など多崎先生ワールド全開でフルスロットル。
まるで伝説のポケモンレベルがもの凄い勢いで「たいあたり」をしてファンタジーを食らわせてきます。
こちとら相棒になったばかりのポケモンぞ!?とビビり倒します。
結構何回も「この単語ってどう言う意味だっけ?」と読み返すし、日を改めて読むと一気に分からなくなります。
さらに私は現実でも人の名前を覚えるのが大の苦手なので、加えてカタカナの登場人物が多いのもあるせいで自分の中でごんがらがってくることも多々あります。
それでも読み続ける理由は単純明快、好きだから。
どれだけ「つまらない」と言われようが、私には関係ない。人の感性は人それぞれなので、自分が好きな作者の本を読むだけです。
以上、私の好きな小説家多崎礼先生についてオタクっぷりを発揮させていただきました。
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