趣味は作文です。
自慢ではないが過去2回ほど、自分の投書が新聞に掲載されたことがある。我が地元紙である下野新聞の読者投稿コーナーに「トレイルランニング」と「登山」をテーマにした作文を投書したら幸運にも採用された。
まるで自分が有名作家になったような気分である。採用された記事と景品である図書カード2枚は今も大事に保管している。
自分は作文が思った以上に好きである。国語の成績はそんなに良かったわけではないが、「自分の考えや意見を表現する」という行為に魅力を感じているのである。できれば、自分の書いた文で人を幸せな気分にしたい。幸せというとハードルを高くしてしまうので、良い気持ちにできればと考えている。
忘れられないコラムがある。大学3年生の時に「就職活動に有利になる」との理由で新聞をとり始めた。
400字程度だが、石見銀山のユネスコ登録のニュースで西洋の諺「沈黙は金、雄弁は銀」を使い、見事なオチで締めくくられていた。
インパクトのある書き出しから始まり、時事ネタを交え最後きちんと落ちをつける芸術のような作文に感動したことを覚えている。
このコラムのような人をちょっと幸せにできる作文を届けられればと今パソコンの前にいる。
活字には逆風の昨今である。自分も好んで動画をみたりするときがある。しかし、動画には動画の活字には活字のそれぞれの良さがあると思うので動かない文字で人の心を動かしていきたいと思う。
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