父と子について
3月に読書会で中島聡氏についてのシェアを受けて以降、メールマガジンの「週刊 Life is beautiful」を購読し、Voicyも聴いている。
メルマガでご子息の中島洋平氏の話題が最近取り上げられていた。ご子息のことを語る中島聡氏を見て、私と私の父の関係性について改めて考えるきっかけになった。
週刊 Life is beautifulについて
「週刊 Life is beautiful」というメルマガについてのコンテンツは以下の通り。
今週のざっくばらん : 最近やってることや考えてること
私の目に止まった記事:ニュースリンクと彼の視点でのコメント
質問コーナー:購読者からの質問と回答
私はメールからPDFファイルにして読んでいるが大体10ページ前後ある。
質問コーナーでは、もちろん技術的な質問や著作についての質問も多いのだが、読者が気になったニュースやアイデアを投げかけてコメントをもらったり、普段どういうサービスを使ってるか?とか、良い歯科医師の見分け方の相談など結構なんでも答えてくれるように見えて面白い。(もちろん専門外のことはわからないという前置き付きで)
BabyAGIについて
ご子息の名前で検索すると直近の4号(特別増刊号含む)の名前が出てくる。主に彼が始めたBabyAGIというプロジェクトについての話題や質問である。
BabyAGIはAIエージェントと呼ばれるサービスだ。ユーザからの入力を持って、タスクを実行していくChatGPTのようなスタイルではなく、ユーザが設定した目標に向かって、自動的にタスクを作成し、実行するということを繰り返すスタイルのサービスだ。
メルマガ内では、中島聡氏によるBabyAGIの解説が行われた。
仕組みの部分からプロンプトが使用されており、コードではなく、プロンプトによる制御が行われている点が、非常に興味深い。解説がわかりやすいのはもちろんだが、子供の作ったサービスについて語る父というのはなんだかエモいものだなと思った。
父と子について
さて、私の話だ。私の父は書道教室を営んでいる。私は早々に家業を継がないことを宣言した。中学生に上がる時だった。これは何を意味するかといえば、家業を父の代で終わらせるということだ。
先月父が倒れてしまい、1週間ほど入院した。幸い、体調は回復したのだが、私ももっと父や書道教室について今後どうしていくか、主体的に考えねばならないと痛感した。ちょうどその頃、「週刊Life is beautiful」では中島聡氏が息子である中島洋平氏について語っている様子を読んだのだった。
私は父に連絡し、今後のことを話し合い、まずは、Webサイトをリニューアルから手をつけていくことにした。
私は父の望む形で、書道教室を終わらせたいと思う。そして、父が亡くなった後も、かつての会員たちになんらかの価値を提供することができれば、これ以上のことはない。
読書会の本
定期的に開催している吉日IOブッククラブでシェアされた本や個人的に読んだ本のタイトルを紹介します。読書会や本記事で扱う本の、リンク先や画像などはhontoを使用しています。埋め込みリンクの画像が統一感があり、美しいです。