映画PADMANを男性が見るべき理由

旦那さんが出張中の飛行機で見てめちゃめちゃ感動したのでぜひ見て欲しいという映画が「PADMAN」だった。実話に基づくインド映画で、お話としても映画のエンタメとしても最高である。そして平和のために非常に重要なテーマを取り扱っている。インド映画「トイレット」も同じく素晴らしい。

男性は先入観でみるのを躊躇するとのことだが、これはぜひ見て欲しい。

いや、教育教材として取り入れるべきだ。

私は生理が重い。子宮の病気を患っているから毎月10日は動けない日があるし、痛みで失神することもある。いまだから「生理ちゃん」「職場の生理バッチ」など少しづつ理解を浸透させようという風は吹いているが根っこは全然変わっていないと思う。

インドの保守的な価値観や男女差別は日本も変わらないと思う。

いまだにお酒の席では「お酒注いであげてよ」と言われるし、その度に不快になる。古い考えと新しい考えということでもないようだ。

私の旦那さんはとても理解があって、動けない時は全ての家事をやってくれるし、貧血で倒れるのでレバーを焼いてくれたり、ゴミの日にナプキンも捨ててくれる。そして経血の感染症の危険性についても話してくれる。布ナプキンを私にやめさせたのは無菌状態にできないからという彼のそういった説得だった。

話は逸れたが、このpadmanも女性が感染症で死亡者が出ている危険性を男だからという周りの批判的な意見を破って、非理解者から頭のおかしい人と思われながらも実行する。そして、やり遂げる。ここまで女性のためにできる男性がかつていただろうか。理解しようと必死になってくれる男性が。

これぞ男の中の男。いや、人として頭が下がる思い。

残念ながら、理解できる男性の方が少ないだろう。

でもこれを観ることは世界平和の第一歩になるに違いない。

そもそも見ようとする人は優しい人だから、問題ないけれど観る必要がないと思っている人にこそ観て欲しい。

これは「理解しろ」と胃っているのではなく、知っていることが自分も周りにとっても助けることになる。できれば12歳くらいから実験でこの映画でやっていた同じ実験を授業に取り入れるのが良いと思う。できるだけ多くの男性にこの映画が観らますように。

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